かつて全体の大半を占めていた専業主婦は、今では全体の3割を切る状況にあります。コラムニストの河崎環氏が、この変化の背景を『ABEMA Prime』で振り返りました。1990年代後半から2000年代初頭は、専業主婦が主流で、働く母親は「ワーママ」と呼ばれ、批判されることも多かったといいます。しかし、2010年代から共働き世帯が増え、社会は変化しました。
現代では、専業主婦が逆に批判されることもありますが、専業主婦の仕事も非難されるべきではないと河崎氏とモデルの益若つばさは訴えています。
専業主婦と共働きの対立に新たな視点が求められています。過去には「ワーママはわがまま」といった偏見がまかり通っていた時代があり、今では逆に専業主婦に批判が集中する。現状はまさに風が変わったことを象徴しています。しかし、この対立構造自体が、社会の多様性を否定する歪んだ価値観を反映していると言えるでしょう。まず、専業主婦が貢献する家庭内労働を正確に評価すること。それから、働く親が感じる社会的圧力を緩和する政策が必要です。例えば、柔軟な働き方の普及や共働きを支援する制度の整備、さらには家庭内でのジェンダー平等の推進が挙げられます。こうした変革が、個々の選択を尊重し、それぞれの家庭の形が尊重される社会を築く鍵となるでしょう。
現在の対立を超え、多様な生き方を真に評価する社会を目指すべきです。
ネットからのコメント
1、未就学児のいる専業主婦層だと、住んでる地域によっては中途半端に働く方が保育料取られて働き損になるから保育料を上回る収入が見込めないと働き控えしてる家庭もあると思う。あと共働きでも夫が妻と同じように家事分担できないと仕事量が増えるだけになりますしね。一日中子供の相手する専業主婦は楽ではないですよ。
2、2003年に第一子を出産し2年間専業主婦しましたが専業主婦が合わなさすぎて早く働きたい、と夫と母に相談しました。夫は「子どもはどうするの?両立は大変だし大丈夫なのか」母は「保育園にそんな早くから預けるなんて可哀想。お母さんといるのが子どもは1番の幸せなのに」と当時言われました。結婚出産子育ては楽しい事ももちろん辛いこともあるが報酬もなく家族の世話を淡々としないといけない。女性側につくづく辛抱が偏るのも事実です。
3、何の迷いもなく専業主婦になれるほど、若い女性は自分の夫を信じることができるもの?初めての子供を持つとき、自分の社会保障として確認するのはまず職場の制度と育児休業給付金では。
専業主婦になるのは怖いですよ。だって夫がいなくなったらお金がない。なぜ専業主婦?とは思います。確かに正社員はきついですけど、正社員を辞めたら職場を出るしかなく、パート労働が一律に最低賃金に近い低賃金なのが良くないと思う。それなりに努力して、親にお金をかけてもらって正社員になって数年さらに努力している女性からしたら1か0か、選ばされているように見えると思いますし、こんなに自分の子育てする時間体力すべて召し上げられるような働き方が許されるのがおかしいとも思う。
4、夫婦どちらかだけの収入では足りないからという理由が最も多いと思う。家族が生活していくための衣食住に毎月かかる費用、光熱水道代、子どもにかかる費用。特に高校進学、大学や専門学校進学の際は一人あたり数百万円単位でお金がかかる。例えば、四人家族で父親の月収が粗で40万だったとして、税金、社会保険料引かれたら手取り30万円くらい。安く見積もっても、食費5万円、光熱水道代が合わせて3万円。スマホ代が4人で2万円。家賃か住宅ローンで8万円くらい?これで18万円。さぁ、残り12万円で4人分のすべての費用を負担しなければいけない。
預貯金できる?むりだよね。車なんて持てない。共働きは必然でしょ。物価は上がるが、給料は上がらない。潰すべき企業を救いすぎた結果。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9cd2cfe922450eabf971b0aab5f98f35c26a6d99,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]