8日、アニメ「ダンダダン」の劇中歌「Hunting Soul」公開後、X JAPANのYOSHIKIが自身の曲「紅」に酷似しているとSNSで指摘。「事前に一言あれば」と不満を述べ、弁護士から著作権侵害の可能性を告げられたことも明かした。その後発言はやや軟化。12日、お笑いコンビ霜降り明星の粗品(32)がYouTubeでこの件に言及し、アーティストの権利保護は当然とYOSHIKIを擁護しつつ、業界の複雑さや過剰反応との意見にも理解を示した。
音楽業界ではオマージュと盗用の線引きがあいまいで、著作権管理の透明性不足が長年放置されてきた。今回のように似ているとの指摘が出るたび、SNSの感情論と法的解釈が衝突し、当事者が過度な批判や誤解に晒される構図は異常だ。問題の根は、①制作段階での事前確認体制の欠如、②権利構造の複雑化と不透明化、③業界全体での著作権教育不足にある。解決には、作品発表前の第三者審査の義務化、権利関係の公開データベース整備、そしてクリエイターと制作側の対話促進が不可欠だ。感性の自由と権利の保護は対立するものではない。両立させる制度を作れない社会こそ、本当に創造性を奪っている。
ネットからのコメント
1、少なくとも、YOSHIKIがはじめてそのシーンを目にしたときに、不快感や嫌な思いをしたという事実は間違いないオマージュやパロディ自体は私も面白いとは思いますが、元ネタになった人への敬意や配慮があった上での話だと思うそこが抜けていたから今回の問題になったのでしょう彼のことを器が小さいだのカッコ悪いだの言うのは違う。
創作者、営利企業としてのスジを通さなかった制作側に反省が必要だと思う
2、明らかにXのオマージュとしてやってるんだからそりゃ似てるだろう。あえて似てる風に作ってるんだから。それを楽曲として販売するとなれば問題になるのは分かる。が、アニメ作品内の単なるオマージュネタに噛み付くのは器の小ささを感じてしまうよ、そりゃ。昔のXは伝説的なバンドだったし、それだけ影響力があるからこそオマージュやパロディが生まれる訳で、そこは大物らしく笑い飛ばすくらいじゃないと。
3、他にもオマージュ入っていますよね。メーターの針がマックスになったりピックの演出なんかは、バック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティーがやった演技だし。歌う声優さんもかなりクオリティーが高いなと思いましたし、元々「ダンダダン」は、過去の様々な演出を意識したであろうオマージュが多く入っているアニメなので、今後も楽しく観させてもらいます。
4、見たけど、明らかなオマージュだからなぁ。別にそこまでトレースしたわけでもなく、シャウトの「おはらいだー!」部分が「くれないだー!」のXっぽかったし、全体的な雰囲気は似てたけど、メロディーラインも歌詞も違うし元々著作権的に触れる内容だったとも思えない。
こっそり真似したってレベルでは全然ないんだよね。明らかにわかるようにXを意識しつつ、全然違うクオリティ高い曲をアニメのために作った感じ。それに、気に触ったならちょっと内々に確認してみたらいいのに。ファンを使って「どう思う?」みたいなのがよくなかった。昨今のSNSは凶器にもなりうる。特に過激ファンがいる人はもう少し慎重になったらよかったと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f64eb6a5a9ad7aa893eb7e79e59689b3617580b0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]