8~10日に京セラドーム大阪で行われたヤクルト3連戦で、阪神・高寺望夢内野手(22)が9打数7安打と活躍し、10日には自身初の3安打で勝利に貢献。長野・上田西高時代からの卓越したバットコントロールが光り、昨季はウエスタン・リーグ最多安打で2軍卒業レベルに到達。激しい左翼レギュラー争いの中、開幕スタメンだった前川右京(22)が競争に戻り、豊田寛(28)や中川勇斗(21)が日替わりで起用されてきたが、本職遊撃の高寺が外野守備もこなし、筆頭候補に浮上した。
若手同士が火花を散らすポジション争いは、チーム全体の底上げにつながる貴重な現象だ。高寺の快進撃は単なる一時の勢いではなく、長年培った確かな打撃技術の結果であり、これが他の選手に刺激を与えている点は見逃せない。チームはこの競争を健全に保つため、起用の透明性、データに基づく評価、長期的な育成ビジョンを併用すべきだ。特定選手への過度な依存や起用の硬直化は避け、好調者を即座に生かす柔軟性を維持することが重要。実力が正当に評価される環境こそが、若手の潜在能力を最大限に引き出し、阪神を持続的に強くする鍵となる。
ネットからのコメント
1、この3連戦だけだと思われてるかも知れないが実は髙寺は9試合連続出塁中そして今季86打席で出塁率.370だがこれはチーム1位の数字主に8番を任されていたからこそ、こういう出塁のお陰で次の回1番から始められたことが何度もあった本当に素晴らしい貢献この才能をいち早く見抜いて高卒2年目でCSのスタメンに大抜擢した矢野は凄い
2、高寺は、そこまで打ってなかった段階でサトテルが天才打者だと言ってたという情報だけは聞いてて期待はしていましたが、ここにきてその片鱗が出てきましたね。しかし、前川もかなり打力は評価が高かったので継続して結果を誰が出せるようになるかですかね。今のレギュラー選手は坂本を除けば入ってすぐにレギュラーに定着した選手ばかり揃っているので、ここら辺りで小幡も含めてしっかり定着してくる選手が出てきて欲しいですね。
3、違和感なく普通にちゃんと守れてるのがまずすごい。なんなら本職の前川より遥かに安心できる。バッティングは最近ほんまに慣れてきてるのがわかるし、めちゃくちゃ期待できる。このまま6番レフトをしっかり掴んでほしい。
4、前川選手はどうしても守備力で劣る分不利だと感じます。今期もリードした終盤に守備固めの選手と交代させられる場面が散見されましたが、相手投手のレベルが落ちる事が多いリードした終盤の打席は、打撃のアピールや調子を戻すきっかけにしやすい打席ですから、その機会が得にくいのは結構不利だと感じます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0905d80a008aec25de30da9457e9bb9562726604,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]