事件概要:2025年の戦後80年を迎えるにあたり、石破茂首相は終戦の日(8月15日)に「戦後80年談話」を発表しないことを決定した。この決定は、保守派の反発を避けるためであり、閣議決定が必要な「談話」を発表するのではなく、有識者会議を通じた「メッセージ文書」の発表を模索していた。しかし、保守派の反発を避けるため8月15日にはメッセージ文書も発表せず、9月に発表予定だった。
この決断は石破政権の内外の情勢に配慮した結果であり、政治的判断に基づくものだった。
コメント:歴史認識に関する問題で、石破首相は戦後80年を迎えるにあたって、保守派の反発を恐れ、閣議決定による「戦後80年談話」の発表を見送る決断をした。安倍元首相が戦後70年に発表した談話と同様の内容に戻る懸念があったことは理解できるが、問題は「後回しにする」という政治的姿勢にある。歴史を総括し、過去と向き合うことは国としての責任だが、それを後回しにしてしまうと、過去の罪や苦しみが今も解消されないままとなってしまう。このような回避的姿勢では、今後も日本の未来を切り開くことはできない。石破首相が自分の立場を守るために結局は何も行動しないのであれば、期待している声は裏切られることになるだろう。
ネットからのコメント
1、先の戦争は本当に間違いだったのだろうか。戦争をしたことが間違いだったら当時の日本の選択肢としては清のように欧米の植民地になることしか選択肢は残っていなかった。その方がよかったのか。唯一の日本の間違いは降伏する時期を逸したことが被害を拡大させた。戦うべき時に戦ったからこそ戦後の発展があったのだと思うし、戦争には負けたが、戦ったことは誇りに思う。また当時 植民地だった東南アジアは後に独立したが、独立できたのは日本が欧米を相手に戦ったことが大きい。先の戦争を否定する人は結果論で批判するのではなく、当時の日本の選択肢を示すべきだ。
2、自分自身を総括できない人が、日本人の代表としてあの戦争について総括するべきでない。日本の現在すら状況判断が出来ないのに、どうして日本の歴史を左右した戦争について状況判断できるのでしょうか。そろそろ自己の利益ではなく、国益を優先する器のある人が首相にならないと取り返しのつかないことになってしまう。日本の未来が本当に心配。
3、2017年、石破首相は日韓合意(慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的解決」と、両政府が国際社会での批判や非難を控えること)について、『お互いが納得するまで努力を続けるべきだ』と、日韓合意を白紙にするような主張を行いました。
石破首相は首相の立場で、我々の子供、孫、ひ孫、子孫に対し、永久に謝罪や賠償を課す恐れのある主張を全世界に向けて発信する可能性があります。石破首相は我々から徴収した血税で、何をしたいのでしょうか?
4、石破さんが何を言っても、間違いなく、中国、韓国、北朝鮮、ロシアのプロパガンダに利用される。石破さんの思いとしては、総理大臣としてのレガシーを残したいという事なんだろうが、絶対に発出してはならないし、自民党保守派を中心に総理が暴走しないよう徹底的に阻止すべき。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a12ac5dfbff487b55a777c11dcebbcda60f84eb0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]