8月11日、横浜BUNTAIで行われた卓球WTTチャンピオンズ男子シングルス決勝で、世界ランク4位の張本智和(22)が世界王者・王楚欽(同2位、中国)を4-2で破り、3年ぶり2度目の優勝を達成した。過去2勝12敗、直近8連敗の相手に対し、第1ゲームを3-6から逆転し11-9で奪取。その後第2・第3ゲームも連取したが、第4・第5ゲームを落とす。
第6ゲームでは4-2で足の治療を挟み、再開後も主導権を握り11-4で勝利。準決勝では世界31位カナック・ジャに4-1で勝ち、同日2試合を制して栄冠を手にした。
この勝利は単なる一戦の結果ではなく、日本卓球界の士気を一気に押し上げる象徴的な瞬間だ。格上相手に繰り返し跳ね返されてきた壁を、冷静な戦術と執念のプレーで打ち破った事実は、多くの若手選手に希望を与える。特に、観客の声援を引き寄せるメンタル面の強さは、今後の国際舞台での戦いに大きな武器となるだろう。次なる課題は、この勢いを継続させ、王者との対戦成績をさらに改善すること。挑戦者から勝者へと変わった今、張本が築く新しい時代に期待は高まる。
ネットからのコメント
1、こんなに調子の良い張本選手は久々!ワンチューチンが序盤調子が悪かった事もありますが、全体を通して天晴れです!メディカルタイムアウトの時は大丈夫なのかと不安にもなりましたが、大事なく優勝できて良かった。
改めて優勝おめでとう!それにしても会場が横浜だというのに、中国の応援人数多いし、声もデカいね…。
2、みてました!よかった!よかったよ~最後の1ゲームをなかなかとれず巻き返されたとき、やっぱり相手は王者だなーって思ったけどこうしてこれまで勝てなかった選手に勝てたのはとても大きいと思う。卓球詳しくないけど、意外な作戦に出たりそれで、相手を慌てさせたりとコーチ陣とも作戦考えてやったみたいね。結果がでて本当に良かった。早い段階で先手必勝で相手に付け入るスキをあたえずスピード勝負でさっさとゲームを取っていくのが有効な手段だね。それが次もできればいいね。彼、若い、世に出たての頃は、生意気とかマナーがなってないとかいろいろ言われたけど今や、日本をしょって立つエースで、しっかりしてきてると思う。インタビューの受け答えもいいと思いますよ。すっかり大人ですね。もう、周囲の見方もずいぶん変わって、きょうだいそろって応援されてるね。期待してますよ。
3、いやあ、ギリギリの優勝でした。
おめでとう!両太ももの痙攣でメディカルタイムアウトの後、もう素早い左右前後の動きは出来なくなって、前陣に立ったまま少ない球数で強打を打ち続け何とか勝ち切りました。優勝インタビューも足の痙攣の為座ったまま受けていました。もう少しゲームが長引いたら逆転されていた可能性もあった。2週間前には0-4で負けた相手を戦術を変更する事でリベンジしたとのこと。まるでマンガのストーリーの様な、劇的な勝利でした!
4、6セット目、4−2で脚が攣って、張本がメディカルタイムアウト。その後、どうやら、台の真ん中に仁王立ちのブロック主戦で圧勝!だったようです。相手もやりにくかったと思いますが、何かと、てんこ盛りの大会のラストに相応しい激闘でしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d2cc04e7da0ac2fc80cb3141d2961b13d95cd66f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]