佐賀県伊万里市で発生した強盗殺人事件は、2025年7月26日夕方、住宅内で椋本舞子さん(40)とその母親が襲撃され、舞子さんが死亡、母親も重傷を負いました。犯人は現金1万1000円を奪ったとされ、ベトナム国籍の技能実習生ダム・ズイ・カン容疑者(24)が強盗殺人容疑で逮捕されました。事件発生から1週間、市長は国籍に基づく差別を避けるよう呼びかけ、市民の不安解消に向けて相談窓口の設置を表明しました。
事件そのものの悲惨さは言うまでもなく、より深刻なのは、技能実習制度という名の下で管理されてきた構造的な矛盾が噴出した点にある。この事件は、単なる個人の凶行では片づけられない異常性を帯びている。
根本の問題は、制度の不透明さと支援体制の欠如にある。技能実習制度は本来「国際貢献」を掲げながら、実態は安価な労働力として外国人を使い捨てにしてきた構造だ。心理的・経済的に追い詰められた末の犯罪であれば、それを許容した制度自体が問われるべきだ。
対策として、①技能実習制度の廃止と新たな在留制度の創設、②受け入れ企業・団体への厳格な監査体制の導入、③外国人労働者向けの常設相談窓口と通訳支援の全国整備が急務だ。
人の命が奪われてからでは遅い。人手不足の裏に潜む“使い捨ての現実”を直視し、誰もが尊厳を持って働ける社会へ転換すべきときだ。痛みから目をそらしてはならない。
ネットからのコメント
1、ここで差別や偏見を持ち出して批判させないようにする市長もおかしい。差別や偏見の明確な基準がないのを良いことに外国人に対する批判が全て差別とされる日本もヤバいと思う。やったことは強盗殺人であり、日本人の尊い生命が亡くなって罵詈雑言や外国人に対する偏見をするな!と言うのは流石に無理がある。
2、こういう発言を通して市長の考え方を推し測ると、やっぱり「日本人ファースト」は必要やな…と再認識する。どう考えても、この市長の発言には違和感しかない。完全に被害者とその遺族のことを置き去りにしている。「外国人ファースト」的な考え方だと指摘されてもおかしくない発言だと思う。
3、事件について残念だとした上で、このような事件を国籍に基づく差別や偏見に結びつ…ふ〜ん、残された遺族にも同じ事言うの?(´・ω・`)「外国人、ベトナム人に娘を殺された」って事実は消えない!そして地域にはまだベトナム人が残っている、残ったベトナム人は真面目に働いているかも知れない、「だから偏見を持つな」って言うのか?ここは日本だ!その日本人が被害にあったのになんで日本人が我慢しなければならないんだ?
4、強盗殺人で日本人が亡くなってるのに、市のトップとしてこの発言は無責任だと思います。被害者のためにケアやサポートが先であり、外国人差別とか言う場合ではないです。このような発言を聞くとやはり日本人ファーストが大事だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c04252f1adbcf5284397c1f6cd496514045eca15,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]