事件概要:2023年7月26日、佐賀県伊万里市で強盗殺人事件が発生しました。ベトナム人技能実習生のダム・ズイ・カン容疑者(24)が、椋本舞子さん(40)を刃物で殺害し、母親(70代)にも負傷を負わせました。事件翌日にカン容疑者が逮捕され、犯行現場から50メートルの距離に住んでいたことが判明しました。事件後、地域社会では外国人に対する偏見や不安の声が広がり、市民や技能実習生から差別を懸念する声が上がっています。
伊万里市は多文化共生を推進しており、市長は事件と差別を結びつけることに対して警鐘を鳴らし、地域の分断を防ぐための取り組みを強化しています。
コメント:事件を受け、地域の不安や混乱が深刻化しています。悲しい出来事が引き起こすのは、単なる一個人の犯罪による衝撃だけではなく、外国人コミュニティに対する疑念や偏見が広がる危険性です。外国人労働者や実習生が集まる地域で、この事件は多文化共生に向けた取り組みを揺るがすものとなっています。外国人に対する差別を助長してしまうような事態を防ぐためには、まず社会全体でこのような偏見を打破する意識を持つことが必要です。さらに、事件の背景を十分に調査し、再発防止のためには適切な支援体制の強化が不可欠です。また、外国人労働者の生活環境の改善や心理的支援を充実させることで、犯罪に走るような状況を未然に防げるはずです。
地域社会全体が一丸となって取り組むべき課題がここにあります。
ネットからのコメント
1、弱い女性を殺傷しておきながら、何も喋りたくないって供述拒否するってどうなんだろう?周りの同胞や同じ実習生への配慮もないし、真面目に働いてるフリして強盗を企てチャンスを待っているという、要らぬ先入観を地元民にもたすような態度は改めないとな。取り敢えず殺傷事件を起こしたことだけは事実だから、一生かけて償って貰いましょう。
2、■伊万里市・深浦弘信 市長「このような事件を、国籍に基づく差別や偏見に結びつけてはならない。多文化共生の取り組みを一層強化していく必要があると考えています。」前半はそりゃそうだと思うのですが、そのためには共生より「きちんとした管理と取り締まり」が先では。市長の役割としては、(県や国への要請も含め)入国前や事後の取り締まり・チェックなどによって出来る限り安全性を図るのが先だと思います。そうすることで一般市民の方々だけでなく他の善良な外国人の方々の不安をできるだけ和らげて、そのうえで後段の共生の話、という流れなら分かりますが、一つ飛ばしてしまっているように見えます。
記事の書き方の問題かもしれませんが。
3、外国人の話題になると自治体の首長さんたちが「多文化共生を推し進める」「差別が広がらないようにしなくては」みたいな言動を取りがち。だけど、それも仕方のない面がある。国は技能実習生でも、観光ビザでも、招き入れるだけ招き入れてその後のことは後回しにしてきた。短期ビザでも中長期ビザでも、入ってきた外国人に対応しなければならないのは各地の自治体。当初国の指針も無い中で、この数年自治体は現実を追認する形で共生を軸にシステムを構築してきた。もちろん、地方に人手が足りないこともあるだろうし、一次産業の比率が多くなる地方にとっては都合の良い側面もあっただろう。参院選の結果を受けて、国民にこれほど外国人アレルギーがあることに内心は恐々としている自治体は多い。埼玉の大野知事の最近の動きなんかもそう。そして、『多文化共生』が実態はそれほど良いものではないということに皆が気が付きだしてる。
4、マスコミや一部政治家の話を聞いていると、「外国人が差別されるかも?」という疑念が、この世で一番の重要事項のように聞こえる。
これは可笑しい。日本人が危険を感じ不安を抱えている事をまず第一に考えるべき。技能実習生に関しては、制度そのものの問題が指摘されている。それを改善する事は急務。国の仕事だけど、今の内閣ではやらない気がする。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/33d4160fa80652325e1a878f67181e54a3b51ad5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]