事件概要：2025年7月、プロ野球のセ・パ交流戦で、セ・リーグが7〜12位を占め、パ・リーグが1〜6位を独占する結果となった。この結果は、セ・リーグの「保守性」に対する批判を生んでおり、特に広島東洋カープが、地元放送局との伝統的な関係を優先し、放映権の一括管理に反対していることが問題視されている。セ・リーグは指名打者制を採用しておらず、改革が遅れていると指摘されている。

カープは、地域性を重んじたローカルな姿勢を持ち、これがセ・リーグの革新を妨げている原因とされている。

コメント：広島東洋カープの「地元重視」の姿勢が、セ・リーグの改革を遅らせている現状には、根深い問題がある。カープのファンにとって、地元放送局とのつながりは大切だろうが、そのために全体の革新が停滞するのは長期的に見て逆効果だ。特に、他球団は既に放映権の一括化を進めており、グローバルな視点での発展が求められている中、広島の伝統的なローカリズムに固執することは、セ・リーグ全体の発展を妨げる可能性が高い。セ・リーグが再び競争力を取り戻すためには、革新と伝統をどう融合させるかを真剣に考え、放映権の一括化に賛同することが不可欠だ。セ・リーグの「変わらなさ」が、もはや時代遅れであることを認識し、改革に踏み出すことこそ、未来を切り拓く鍵となるだろう。

ネットからのコメント

1、パ・リーグの方が先を進んでいるのは確か。これは人気がなかったことによるケガの功名で、親会社が経営不振になって、その都度大きな会社に買収されてきたことが大きい。セ・パを比較すれば親会社の経営規模が全然違う。そして使える金が多いチームがやっぱり強い。チームを強化しようと思えば監督や選手も大切だけど、やはり親会社が大きくなるのが一番の近道だ。経営レベルの問題を現場で挽回するには限度がある。そういう意味でカープも変わらざるを得ない、強くなりたいのなら。

2、世界の主要な野球リーグで、セ・リーグだけが指名打者制を採用しないことになる。高校野球も採用が決定したのにだ。放映権はパ・リーグTVの盛り上がりを見ると早く6球団が採用しないと、パ・リーグに置いていかれる可能性がある。

3、放映権についてはNPBが一括して管理して放映権料を試合数（CS日本シリーズリーグ戦）に応じて分配していくのがベストな形だと思うコンテンツとしては海外展開もしやすいし収入もアップすると思う

4、投手の打順での代打策や継投の妙という観点も理解出来なくはないですが、本来入場料や放映権料を受け取る事で選手への高額な報酬の支払いを可能としているプロスポーツの存在意義は、常人には真似の出来ない一流のプレーを見せる事であり、大谷選手などごく一部例外を除き投球の能力だけを評価されて入団し、打撃練習に割く時間も殆ど無い投手登録の選手が打席に立ち、アマチュアレベルの打撃を見せるという形態はプロスポーツとして違和感があります。

そういう意味でもセ・リーグもDH制導入となるのは必然だと感じます。