事件概要:2025年8月4日、江崎グリコは「ポッキー」の細長いスティック状の形が「立体商標」として登録されたことを発表しました。立体商標制度は、形状が独自性を持っている場合に商標として認められる制度で、文字やロゴがなくても登録が可能です。江崎グリコは2023年に、日本国内の16歳から79歳の男女を対象に認知度調査を実施。
その結果、9割以上の人が形を見ただけで「ポッキー」と認識できたため、商標登録が承認されました。商標登録は2025年7月25日に認められ、今後もブランドの保護と育成を進めるとしています。
コメント:ポッキーの立体商標登録は、ブランドの独自性を守るための重要な一歩ですが、制度が生む可能性のある問題にも目を向けるべきです。形状の商標登録が進むことで、企業のアイデアが一層保護されることは歓迎すべきですが、同時に市場競争が制限される危険性もあります。特に、他社が似た形状の商品を販売できなくなる可能性があり、これが業界全体の発展を阻害することにつながりかねません。規制をより厳格にし、類似商標を無用に広範囲に保護しないようにするための基準を明確にすることが急務です。
さらに、消費者の認知度調査結果が商標登録に強く影響を与えている点も注目すべきです。
調査結果が商標登録を裏付けるものとして活用される一方で、ブランドに依存し過ぎた市場競争に偏った結果を生む可能性もあります。ポッキーが成功しているからといって、全ての形状が即座に商標として認められるべきではないという冷静な見解も必要です。
ネットからのコメント
1、日本の有名企業のお菓子、加工食品が、韓国の食品会社に、勝手に模倣されていた。ある日本の製菓メーカーは、韓国の裁判所に販売差し止めを求めたが、却下されたことがある。そこで、日本の食品と製菓メーカーは、立体商標という形で、登録商標をすることにした。今後、立体商標を拡充、強化することで、韓国の食品メーカーの模倣品の製造を食い止める。
2、商標登録のなかでも裏付け資料の作成にかかる手間と多額の費用が必要となる立体商標登録は、知名度が高く模倣によるブランド価値毀損のリスクが大きい一般消費材ならば、多額のコストを掛けてでも出願〜登録という効果は大きいですね。かつては岡山の菓子メーカーがプレッツェルの名でポッキーのようなチョコレート菓子を展開していたが、今回の登録によって、日本国内におけるポッキーの類似品展開はより難しくなりますね。
3、パクられないようにちゃんと商標登録して権利を守らんとな
4、けどこれって国内だけなんだよねぇこれが国際的な事なら間違いなく日本のお菓子やらを今や中国以上の韓国が大打撃を受けるんだよなぁ韓国の人達の大半が日本生まれのお菓子とかを韓国発祥だと思っているのが普通なんだよなぁきちんと調べればどちらが先に製造販売をしたのか分かるのにね
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/04ca3b0740c074bfc61d74a97af9f76c70d68894,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]