福岡県北九州市の皿倉山に設置された全長30メートルの大型すべり台で、昨年4月以来、大人10人が骨折を含むけがをする事故が続発しました。これらの事故の主因として、大人は体重が重く速度が増すことで着地時に大きな衝撃を受ける点が指摘され、検討会議での議論を経て、利用制限案が作られました。新たな方針では対象年齢を6歳から12歳の子供に限定し、大人および夜間の利用禁止が決定されました。また、市は危険予兆を全庁で共有し、安全管理を強化する仕組みを構築する方針です。

不備が多かった設置時のルールが招いたこの問題には複数の批判すべき点が浮き彫りとなります。まず、子供と大人の身体条件を考えずに共用設備として設置した点。この設計ミスにより、利用者が骨折など重大なけがを負ったことは、社会的な安全性確保において失態といえます。また、一時利用停止に至るまで、事故が相次いでも明確な対応がなかった点も、市の危機管理能力が問われる問題です。

この問題の解決には三つの具体案を提示します。第一に、施設設計段階で対象年齢に適した設計基準を確立すること。これは法的な規制として強化されるべきです。第二に、遊具設置後から運用までのプロセスで、専門家による安全検査を義務化すること。最後に、事故発生後の迅速な対応体制を整備すること。監視カメラや現場責任者を置くなど、直接的な管理と事故予防が可能となる仕組みが求められます。

公共施設は、本来すべての利用者に楽しみを提供するものであり、怪我で恐怖を与えるべきものではありません。市の早急な改善対応こそ、住民の信頼回復の道筋を示す鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、遊具って「危険だから」という理由で公園や小学校から続々撤去されて殺風景な場所が増えていますが楽しいものは楽しいので今の子供達にも遊具で遊ばせてあげたいな、という気持ちはありますね。遊ぶ事により運動能力や平衡感覚の発達にも繋がるとの事ですし。今回の件は子供が普通に滑る分には支障はなさそうで良かったです。
2、写真を見るとけっこう高低差はあるし、想像以上に危険なのかもしれません。子ども向け遊具に大人が乗れば、かなりの負荷がかかるのは想像に難くありません。夜間は視界も悪く、危険が重なる。せっかくのレジャーで骨折などしたら本末転倒です。利用制限は妥当な措置で、事故を繰り返さない姿勢は大切だと思います。
3、この件について言えば、対象年齢が6歳から12歳と明確に決められている点です。つまり、対象外の大人が使用すると、危険性や破損の原因となる為、利用してはいけないという意味。重量制限や遊具の強度によっては、大人など重い人が乗ると遊具自体が壊れるという危険があるので、対象年齢はしっかり確認しておく必要がある。
最悪の場合、事故が起きても何の保証も無くむしろ壊した部分の弁償としてお金を払わされる事もある。大人が利用できるすべり台も中にはあるので、そういう場所に限った方が良い。子供といると、つい一緒に滑って遊びたくなるが、安全には変えられない。
4、今は何でも撤去されがちなので、このニュースに何だかホッとしました。対象年齢に満たない子供(特に乳児や幼児)を楽しませようと、親が一緒に滑り台を滑るのをよく見かけます。今回のルールが決まったからには、この遊具ではルールをちゃんと守ってくれたら良いなと思います。守れない大人がいて撤去…となったら悲しいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7388cc10ff2a9ea7e6a20f8c11816ef06788454c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]