2025年にタイ・バンコクなどで実施された地方公務員採用試験で不正が発覚した。6月に判明し、合格者約1万5520人のうち5814人で得点操作を確認。このうち3621人は本来不合格だった。受験者は最大80万バーツ(約386万円)を支払ったとされ、多数の自治体職員の関与が疑われている。

5800人を超える規模で公務員試験の得点操作が行われた疑いは、単なる個人の不正ではなく、行政の土台を揺るがす重大な問題だ。能力や公平な競争ではなく、金や人脈で公職への道が開かれるなら、真面目に努力する人ほど損をする社会になる。問題の本質は、一部の受験者の倫理欠如だけでなく、不正を可能にした監督体制の弱さと、内部で隠蔽できる仕組みにある。再発防止には、試験データの第三者監査、採点システムの完全な電子化、不正関係者への厳格な刑事・行政処分を徹底すべきだ。
公務員は国民の信頼によって成り立つ仕事であり、その入口が汚されれば行政全体の信用が失われる。公平を守る者が報われ、不正で得をする者が必ず代償を払う社会こそ、健全な国家の条件である。
ネットからのコメント
1、不正なことがこんなにも堂々と起きてしまう、そういったお国柄なんでしょうかね。例えば、タイでは過去にも、行政手続きや警察対応の場面で、非公式なお金のやり取りが問題になることがありました。現地で生活すると、そうした習慣を目にする機会があるようです。ただ、すべての公務員や国民が不正をしているわけではなく、改善しようと取り組んでいる人たちも多くいるのも事実ですが。。。今回のような大量の不正が発覚すると、真面目に試験を受けた人や、信頼して行政サービスを利用している国民が一番被害を受けます。公務員は国の土台を支える仕事だけに、採用の公平性は特に大切です。
2、受験者が最大80万バーツ(約386万円)を支払い、本来不合格だった3621人が合格になっていたというデータは、これが一部の個人の暴走ではなく、試験運営のシステムそのものが完全に腐敗しきっていたことを示しています。
これほど多数の自治体職員が改ざんに関与できたチェック体制の甘さも異常です。今回の5800人という数字は氷山の一角に過ぎず、過去の試験でも同様の不正が行われていた可能性を疑わざるを得ません。行政の信頼を取り戻すためには、今回の不正合格者を一斉排除するだけでなく、賄賂を受け取った職員たちのルートを全て洗い出し、試験の運営を第三者機関に委託するなど、文字通り「膿を出し切る」抜本的な組織改革が必要です。
3、他国で起きた悪しき出来事のようですが数十年前の日本各地でも同様な事は慣習ででおきていましたよ。公務員試験ではありませんが地元の市役所職員のなるために課長以上の推薦と金300万円とか縁故関係で袖の下つつむとか当たり前でした。お近くの自治体でも必ずあったはずですよ。
4、個人の規模だはないので大きな胴元がいるでしょう。それが大臣クラスであっても厳粛に処分出来れば政府への批判とはならない筈。日本だと関係者が急病とか一身上の都合とかで早々に雲隠れして、それを見逃す慣習が根付いているので同じ轍を踏まないようにされる事を期待してます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6fca7967d178343574fb38ddb6d1539741ffc908,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]