17日の東京株式市場で、日経平均株価は一時2700円以上下落し、6万5000円台を割り込んだ。16日のニューヨーク市場で半導体関連株が大幅下落した影響を受け、取引開始直後からAI・半導体関連を中心に利益確定売りが広がった。6万5000円台を下回るのは約1か月ぶりとなった。

株価急落のたびに市場が過度に一方向へ動く状況は、健全な成長を目指す経済にとって大きな課題だ。AIや半導体への期待が高まる一方、実力以上に期待だけで価格が膨らめば、少しの悪材料で大量の売りが出る不安定な市場になる。問題の本質は、短期的な利益追求に偏り、企業価値を冷静に評価する環境が十分整っていないことにある。改善には、企業による情報開示の強化、投資家への金融教育の充実、長期投資を促す制度設計、過度な投機を抑える市場監視の強化が必要だ。数字の上昇だけを成功と見る社会では、いずれ大きな揺り戻しを受ける。
真に強い市場とは、熱狂で膨らむ市場ではなく、冷静な判断と信頼によって支えられる市場である。
ネットからのコメント
1、本日もキオクシアなどのAI/半導体関係の銘柄が大きく売り込まれております。キオクシアはピークの半値以下で、特に信用取引されていた方は大変な事になっているでしょう。それ以外の銘柄は概ねほぼ横ばい。やはり株式投資とは現物で且つ配当を得つつ長期保有を前提に、目の前の動きに惑わされないことが重要と改めて認識をいたしました。
2、AI・半導体株への期待が大きかった分、米国市場の下落をきっかけに、一斉に利益確定の売りが出たのでしょう。ただ、日経平均が一時2000円以上も動く相場は、企業の実力以上に短期資金や市場心理に左右されているようにも見えます。上昇時も下落時も熱狂に流されず、業績や将来性を冷静に見極めることが大切です。株価の乱高下が、実体経済や家計の不安にまで広がらないことを願います。
3、今年の日経平均株高を牽引してきたキオクシア株が年初来高値の半値近くまで落ちているので、高値掴みした人は気が気ではないでしょうね。
単価が高いだけに損失も大きいわけで。半導体関連はAIブーム前に買っていた人はまだ余裕でしょうが、直近高値で更なる値上げ期待で買った人は追証に苦しむ人も出てきそう。
4、なぜ人は高いところで買い、安くなったところで売ってしまうのでしょうか。上昇中は「まだ上がる」と安心して飛びつき、急落すると「もっと下がる」と怖くなって手放す。理屈では安く買って高く売るのが基本だと分かっていても、実際には欲と恐怖に逆らえません。今回のように日経平均が一時2400円以上下がれば、つい昨日までAIや半導体を絶賛していた人まで一斉に逃げ出すのでしょう。相場は人間心理の展示会ですね。非合理だからこそ、実に人間らしくて素晴らしいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a9c25536800a09a326f11c1fb1d526da86f24fe6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]