75歳の政治評論家・田﨑史郎氏が、最近の発言をきっかけに厳しい批判を浴びている。炎上の背景には、彼が過去に自民党総裁選で小泉進次郎氏を強く支持し、「当選確実」と予想したにもかかわらず、その予測が外れ結果的に取材不足を謝罪したことがある。また、高市早苗新総裁に対する否定的なコメントを繰り返したことで、ネット上には「世論誘導だ」といった批判が広がった。
さらに金子恵美氏の「やりすぎ」とする動画発言が追い打ちをかけ、田﨑氏は視聴者やネットユーザーから過激な批判や「引退すべき」との声が多く寄せられている。23日のテレビ出演でも炎上を招き、彼に対する拒否反応が続いている状況だ。
田﨑氏の炎上は、単なる個人批判にとどまらず、より深刻な問題を映し出している。まず、日本の政治評論における現状は、個々の評論家による過剰な偏りや、世論への影響力が大きな課題だ。一貫した主張があったとしても、それが予測や取材不足によって失敗し、さらに政治家や政党の支持を露骨に分け隔てるコメントを続けるなら、不信感が募るのは当然だ。メディアや解説者には客観性と正確性が不可欠で、田﨑氏の炎上は世論がその欠如への警鐘を鳴らしていると捉えるべきだろう。
このような問題の背景には、評論家と権力者の関係の透明性や、メディア側の取材体制の甘さがある。あるべき解決策は、まず評論家の発言に対する厳格な検証・反論の場を設けること。次に、政治評論に関する倫理規範を策定し、偏向的な分析や煽動行為への制限を強化する。そして、メディア全体が公平性を担保できる環境を作り、市民が多様な視点で情報を得られる仕組みを整えることだ。
政治評論家が視聴者の信頼を失えば、社会は不健全な情報環境に陥る。今回の炎上が、単なる一個人への非難に終わるのではなく、政治報道全般の改善へのきっかけとなることを願う。そうした変化が、日本の民主主義をより健全にすると言えるだろう。
ネットからのコメント
1、田崎さんは自民党の総裁選の予想を大外しをした時点でTV出演は少しの間控えるのかなと思ってましたがね。それほどに情けない評論でしたから。今は反省中ということで、首班指名投票の直前に「一回目の投票で高市さんが選出されますか?」の問いに「それは分かりません」「この前総裁選で外してますから」と逃げの体制。見てて呆れましたね、、、今回の国民民主党の支持率の評論も確かにキレがないよね。
少しTV出演は休養して現場取材にしばらく力を入れてみればどうかな?
2、田崎氏は総裁選前には、フルスペック式は否定していました。フルスペック式にすれば、ご本人が応援していた小泉氏が不利になる事は百も承知していた。そして、高市氏は推薦人確保は困難な状況であるとコメントしていました。更に、総裁選へ投入すれば、『進次郎さんはよく勉強されていますよ。』と持ち上げて、ポジティブ発言ばかりを繰り返していた。一方で、高市氏に関しては、真逆のネガティブキャンペーンを繰り返していた。予想を外した事は仕方ないとしても、テレビ番組を通じて明らかに不公平感が満載のコメントばかりが目立っていました。田原氏と同様にBPO案件になってもおかしくないぐらいの偏向報道が目立つジャーナリストだと思っています。
3、彼は単なるアジテーターです。評論でも何でもない。それに先日のテレ朝のワイドクランブルで「我々公明党の立場としては、自民党が…、」って思わず口を滑らしてしまった。この文脈で、我々の後に「こうめいとう」、という言葉、言い間違いとかで、この単語が出てくる場面じゃない。
やぱり、われわれだったんだなーと思った人が多くて、直後からXも動画もお祭り状態だった。田崎的に私の立場である公明党としては、高市ダメ、小泉進次郎大本命、これで世論誘導しなければいけないミッションだったんだろう。だいたい東京の党員投票、2万5千票高市さん、1万3千票小泉さん。ダブルスコアの圧勝だよ? 36県の得票が1位。私の取材じゃ小泉さんが大本命だったんですけどね~、ってなるわけないだろww どんな取材だよ
4、オールドメディアの象徴的な政治ジャーナリスト。TBSは重宝して使っていましたよね。青山和弘、佐藤千夜子しかり全く信用ならない話ばかりしていましたよね。各々自身が直接話せる政治家の話以外はデマに近いものもあり存在意義を問われているのだろう。もはや影響力工作の道具にすらなっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6c3dc2ed1d70d64cdffe7784146d6fe13b666608,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]