伊東市議会は8月4日、学歴詐称疑惑の田久保眞紀市長を巡り、正副議長と各会派代表による非公開会議を開催。百条委員会は市長に“卒業証書”資料提出と出頭を再請求し、8月中に調査結論を出し刑事告発も視野に入れることを決定。議会は臨時議会の招集を求め、開会時に不信任決議案を提出する方針で一致。全議員の総意で提出できるよう調整中。不信任案可決の場合、市長は議会解散か失職を選択することになる。
市長という最高責任者が、学歴という経歴の根幹を偽った疑いを持たれ、その説明責任を果たさないまま職に居座るのは異常です。政治は市民の信頼で成り立ち、その信頼を裏切る行為は行政全体の信用を損ないます。本質は、候補者情報の真偽を検証する制度の脆弱さと、公職者が説明を拒んでも直ちに是正できない仕組みの欠陥です。解決には、①立候補時の学歴等証明書類の第三者確認義務化、②虚偽申告が発覚した場合の即時失職制度、③市民が迅速に住民投票で罷免を判断できる制度整備が必要です。政治家は市民に「信じてくれ」ではなく「証明してみせる」姿勢を持つべきです。信頼なき権威は、砂上の楼閣にすぎません。
ネットからのコメント
1、本当に悪質。 とっとと辞めろ!弁護士と相談して「最悪のケース(=市長にとって)」を想定して動いているのは明らか。
・市議会による不信任決議:再可決で失職となるが、議会のスケジュールを考えると早くても9月下旬〜10月頃 ・リコール請求:署名集めや選挙管理委員会の審査、住民投票の実施まで含めると、成立しても2026年1月〜3月頃が現実的 ・禁錮以上の刑:起訴→裁判→判決確定まで時間がかかるため、早くても2026年夏以降になる可能性が高い つまり、どのルートでも最低1年近くは給与・報酬を満額受け取れると見越している。 伊東市の税金を吸い尽くすつもりなのか――この構図は、公金詐取にも近いレベル。市民を完全に軽視している。この厚顔無恥極まりないやつ何人だろう。
2、「市長に対して臨時議会の招集を求める」市長が応じない場合は議長が召集できるはずです。そこに市長が出てこなくても、不信任案は決議できますね。「市のために」と言うのなら、市の不要な支出は避けるべきだろうから、市議会解散という選択はしないでほしい。正当な手続きを踏んだとしても、個人の問題で市に負担をかけるのなら、何かしらの罪状が確定したら次は背任で告発することも考えた方がいい。
3、弁護士が以前、「田久保は市長を辞めることで一般人になり刑事被告人として最も弱い立場になるから証拠を開示できない」と言ったけど、今も市長職にとどまってるなら前言を撤回してもらいたい。そこを記者にも突っ込み入れてほしかったがどうも追及が甘い。市長であれば公人なので、疑惑があれば説明責任がありあきらかに開示義務がある。もうバレてるのだから潔く偽造の罪を認めて罪を償うべきだ。百条委員会に出るなら証拠を出せだの、証人が誰なのか何時何分にそんなこと言ったのか教えろとか、要求しておいて自分の卒業証書は頑なに拒むなんて許されない。同じ静岡県で会議中に組合長が刺殺されたけど同じような事件が起きそうで実に不穏だ。
4、疑惑の卒業証書を弁護士が保管し、押収拒否権で対抗するらしいが、明らかに捜査機関の証拠収集を妨害しているから認められるとは思えない。何なら懲戒請求食らうリスクすらある。出直し選挙で当選できるか怪しいからなるべく市長の地位にとどまりたいというのがありあり見えるし、不信任決議可決→市議会解散→招集後に不信任決議再可決という長い手順を踏まないと失職しないだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7a0fd2792443bca5c7882f923b505f1d1486b080,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]