事件概要:
2025年8月4日、日本野球機構(NPB)の中村勝彦事務局長は、リプレーセンターの設置を検討していることを発表した。リプレーセンターは、試合中に審判が確認する映像を別の場所で検証する施設で、最短で来シーズンから稼働予定。現在、設置場所や人員配置、コスト面について協議が行われており、最も公正で公平な映像を提供できる体制を模索中である。
現行のNPBのリプレー検証は、球場内で確認された映像を基に審判団が判断しているが、MLBではリプレー・センターがジャッジを下している。
コメント:
スポーツの公正さと透明性を確保するためには、NPBがリプレーセンター設置を真剣に検討しているのは非常に重要な一歩だと言えます。現行のリプレー検証方式では、映像確認と審判判断の双方に時間がかかり、誤審のリスクも残っています。特に試合の重要な局面では、より迅速で正確な判断が求められます。リプレー・センターの導入により、MLBのように、より効率的で透明性の高い審判制度が実現できる可能性があります。しかし、そのためにはカメラの適切な配置や予算の確保、さらには審判やスタッフのトレーニングが不可欠です。
これらの問題にしっかりと取り組み、公正な審判制度を構築することが求められます。
ネットからのコメント
1、これに関しては、ようやくかという印象ではありますが実現しそうで良いニュースです。希望としては、とにかくカメラの性能と台数をケチらないこと。一過性のコストであるカメラ設置費用などたかが知れています。12球団の本拠地では、カメラが足りなくて分かりませんでした、ということがないようにお願いします。問題は地方球場ですが、昨今のプロ野球開催球場はそれなりの球場ですから本拠地に準じたカメラ台数を用意して欲しいですね。
2、誤審は仕方ないとしても、今のリクエストだと審判の心情も入ってくるし、第三者に任せて公平にジャッチしてもらうのが1番だと思う。DH導入もだけど、日本のプロ野球がいい方向になってると思う。
3、5月下旬、中日の川越選手のホームラン性の打球がファールと判定され、誤審ではないかと騒ぎになる中で『選手生命がかかっているのだから正式なジャッジをして欲しい』という旨のコメントも多く見受けられました。確かに審判が誤った判断をしたのかもしれないが、この件のみならずリクエスト制度が設けられてから起こった誤審と呼ばれるものは球場の設備、ひいてはカメラが充実していれば防げたはずです。
現にホークスの本拠地のPayPayドームは360°カメラなど設備が充実しており、高い精度のジャッジが出来ます。試合をする球場こそ年間で約70試合近く行うわけですから、より選手生命を守るために設備を充実させなければいくら第三者機関を設けてジャッジしてもらっても不満は出ると思います。
4、カメラの設置増加に関してはあるに越したことはないが、逆に地方球場の試合もあるので、どちらかというと「リプレー検証は第三者審判(当該審判者以外)が行う」ことのほうが大事だ。今シーズンは不可解な判定というか、何となくホームに有利な判定が多い気もする。こういう「審判威厳」に関しては確実にやめてもらいたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1d79983556540e4ca6475db7d1750fe2e951c67d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]