甲子園球場で開催される第107回全国高校野球選手権大会を前に、各校が暑さ対策として白いスパイクを着用した。2020年3月に白スパイクが解禁され、それ以降黒スパイクを着用する高校もあったが、今年の練習では全校が白スパイクを選択。黒スパイクの使用は完全に姿を消す可能性が高い。ミズノの実験によると、黒スパイクの表面温度は67度を超え、内部も50度以上に達した一方、白スパイクは50度未満で、内部も40度ほどに収まった。
この温度差が選択に影響を与えている。昨年から白い帽子やアンダーシャツなどの変更が見られるなど、暑さへの対応は年々進んでいる。
今大会では、北海や県岐阜商が甲子園限定で白い帽子を着用するなど、各校の暑さ対策が進んでいる。
コメント:この状況は、野球の試合における選手の健康と安全への配慮が、以前にも増して重要になってきたことを示しています。特に近年の異常な暑さを考えると、これまでの慣習に縛られず、適切な対応を取るべきです。高校野球界がこのように柔軟に適応していることは評価すべきですが、より安全性を確保するためには、今後もこうした調整が必要だと感じます。例えば、選手の装備だけでなく、試合の時間帯や会場環境に関する見直しも必要でしょう。
ネットからのコメント
1、プレーする選手には白スパイクが定着してきましたが、試合を支える主審や塁審の皆さんはまだ黒い靴のままです。
試合中に熱中症になる審判さんもいらっしゃいます。審判さんへの暑さ対策も必要ですね。
2、最近のメジャーリーグは、白スパイクを履いた選手がどんどん増えている。白スパイクは酷暑対策として大きく貢献している。日本のプロ野球では、かつては白スパイクを履いた選手が多かったけど、最近は白スパイクを履いた選手がいない。しかし、最近の夏は尋常じゃない暑さになっているので、日本のプロ野球も白スパイクが復活する時が来るかもしれない。
3、高一まで黒スパイク、高二から白スパイクを履き始めた元高校球児ですが足元の温度が全然違いました。今では白スパイクを履いていない高校の方がテレビや球場で見てて違和感に感じるくらいなので早めに白スパイクを導入してて良かったなと思いました
4、ここ数年の甲子園では、暑さ対策という言葉よく言われるけど、ドーム球場の開催にすれば全て解消されると思う。っていうと、甲子園は夢の舞台だから、とか、青空の元でやるのが野球だ、みたいな意見を言うけど、熱中症で重症者が出ても同じことを言い続けるのかな?時期をずらして開催すればいい、って言う意見もあるけど、そしたら球児は長期間学校を休まなくちゃいけないから、それも現実味がないんだよな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9a269e921db6a3cdd74522e0a65c34c09064e29f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]