セ・リーグは2027年から指名打者(DH)制を導入することを決定した。この決定は4日に開催されたセ理事会で承認され、発表された。理由として、来季の選手スカウティングがDH制なしで進められており、チーム編成の調整に時間が必要なため、導入が2027年に延期されたとのこと。外国人選手の獲得やレギュラー野手の枠増加など、球団の調整が不可欠である。
2024年シーズンは投手が打席に立つ最後の年となる。
セ・リーグのDH制導入の延期は、シーズン前の準備が既に進んでいるためという理由に基づいていますが、その決定がスポーツの進化を遅らせるものとなっているのは疑いようがありません。変化を先延ばしにすることで、現行システムの欠陥が強調されます。プロ野球における競技性の向上や選手層の多様化は、早期にDH制を採用することで実現できるはずです。今後は、スカウティングの段階からの新しい選手獲得やチーム編成において、より迅速かつ柔軟な対応が求められます。また、各球団は選手層の強化を急ぐ必要があり、そのためには来季からの導入を選択するべきだったと考えます。改革を先延ばしにすることが、最終的にセ・リーグ全体の競争力を低下させる結果に繋がるのではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、やっと時代が動く。これで野手の寿命も増える。優良な外国人も獲得しやすくなる。もちろん打撃自慢の投手の打席が楽しめないデメリットもあると思うが、逆に強力打線をねじ伏せる投手の台頭もあると思う。時代に沿った形でよく決断してくれた。27年からだけど、可能なら来季の交流戦から試験的に始めてほしい。
2、「野手を1人増やすだけ」そんな簡単なことでなく、理事長の説明の通りにいろいろ準備が必要なんですね。準備は時間が必要なので、2027年からでいいと思います。私個人的には、DH制でない現状のが好きです。投手の交代や代打を送るタイミング。代打を送ったときの打線との接続など…それらを監督がどう采配するかが、見どころの1つとして野球観戦の楽しみです。しかしながら、近年の交流戦でのセ・リーグの弱さを見るにつけ、DHによる得点力の重要性は確か。国際試合もDH制なので、セ・リーグの選手も慣れるほうがいいですよね。
3、歴史の転換点ですね。リーグ発足以来、世界で唯一DHなしを貫き通してきたセリーグ。
たしかに、岡田前監督含めおっしゃるように、DHなしには独自で奥が深い面白さもありました。一方で、セリーグは超がつくほどの打低に拍車がかかっています。9番から始まる回なんて、実質1アウトランナーなしからのようなものです。また、パリーグとの強さに格差が生じている原因の一つでもあります。明らかに、交流戦を始め、DHがある試合ではやり辛そうでした。同日に発表された、リプレーセンターも含め今後どのように変わっていくのか、注目したいですね。
4、また、来季のセ・リーグは投手が打席に立つ最後のシーズンとなる。榊原定征コミッショナーは談話で「そういった視点で是非、注目していただきたい」別にDH制は強制ではないし最後ではないと思う。特に一部の監督は“采配がつまらなくなる”とか“9人制こそ本来の野球”なんて発言する人は最初からDH解除すればいいだけのことだし、パ・リーグへ導入から50年経っての導入決定はあまりにも異常。いつまで古臭い昭和の時代にしがみついていたんだか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/186c100ae5d2dfb7fd5dbefb62334cccbd2f03c2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]