ウクライナ軍は、ロシア軍との激戦が続く東部ドネツク州のシベルスクから撤退したと23日に発表しました。ロシア軍はウクライナ東部の重要拠点を掌握するため攻勢を強め、兵力数において圧倒的な優位性を持っているとされています。ウクライナ軍は兵士の安全と資源を守るため撤退を決定しましたが、一方で、ロシア軍に対して甚大な損害を与えたと主張しています。
シベルスク陥落によりロシア軍はスラビャンスクに向けてさらに前進し、ドンバス地方の完全制圧を目論んでいます。この状況においても、ウクライナ軍はポクロフスク周辺を守り続け、29回にわたる攻撃を受けながらも防衛線を維持しています。

このニュースは、ウクライナとロシアの戦闘状況に対する批判が必要です。まず、ウクライナ東部での戦闘が続いているという現状は、地域の安定と人々の安全を脅かす異常な事態です。これほどの激戦が続くのは、国際的な外交努力の欠如によるものであり、非武装化と平和的解決への具体的なアクションが不足していることが明らかです。制度の欠陥としては、国際社会が紛争解決に向けた有効な手段を持たず、停戦協定や和平交渉が進展していないことが問題です。解決策としては、まず国際的な制裁措置を強化し、更なる軍事侵略を未然に防ぐことが必要です。
また、国連を中心とした多国間の和平交渉を早急に立ち上げ、両国の対立を軍事以外の手段で和解に導くことが求められます。さらには、地域の人道支援を拡充し、戦火に苦しむ市民の生活を支えるための国際的な協力が急務です。現代社会において、武力による問題解決は時代錯誤であり、国際連帯による平和維持が最も重要な価値観であると言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、アメリカが突き放した時点でもう勝負あった時間が過ぎれば過ぎるほど無条件降伏に近づく昔から力=正義だったが、最近はそれがより露骨になってる日本も今のウクライナの状況を明日は我が身としてしっかり教訓としなければならない
2、シベルスクは人口1万人を超える市でした。実質的な陥落は12月11日以前であり、この日にロシア軍が制圧を宣言しました。宣言と同時に市内各所でロシア国旗の掲揚がロシア軍兵士により行われ、これをウクライナ軍は排除はおろか妨害することもなかったことから市内から完全に掃討されていると判断されました。ウクライナ軍が制圧を認めるまでの2週間、現地ウクライナ軍兵士たちは圧倒的に劣勢なまま敗走することも許されず市郊外で壊滅的打撃を受けたと思われます。
3、『NATO』はNATOが「ドンバスに戦略的に築いた多数の軍事要塞」がロシアによって次々と陥落されるとは想像もしてなかっただろうね。鉄壁な守りで紛争が長期化すれば経済制裁と人的損害によりロシアは疲弊し国民の不満が爆発し内部崩壊する。欧米のシナリオは無残にも砕け散った感じかな。欧米は軍事的、経済的にロシアに敗北。欧米の口車にのせられ多数の犠牲をゼレンスキーに捧げたウクライナ国民は悲惨としかいいようがない。
4、ついに東の防波堤が決壊した。ウクライナ軍が「要塞地帯」と呼ぶスラビャンスク・クラマトルスク都市圏だが、シベルスクという前衛拠点を失ったことでいよいよ本丸が最前線になりつつある。30kmという距離だが、標準的な管轄砲(152mm)の射程は20-30km程度であるので30kmでは限定的。しかし、現在ロシア軍が多用している滑空誘導爆弾(FAB-500/1500 UMPK)などが脅威になってくる。これまではシベルスクが盾となって被害を吸収していたが、今後はスラビャンスクの物流機能や司令部が直接的な脅威に晒される頻度が跳ね上がることになる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/82470acbb8fcbdd7f064abec2560540e3c34ab77,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]