立憲民主党の小沢一郎衆院議員が自身のSNSで高市早苗首相の官邸幹部による核兵器保有発言を批判。問題の発言は、報道陣とのオフレコ取材で「日本は核を持つべき」と述べたもので、メディアがオフレコを破り報じたことから公的な議論を呼んでいる。小沢氏は「高市内閣は危うい。取り返しのつかないことになる」と懸念を表し、核武装が非現実的で人類滅亡に繋がると強調。
与野党からは、官邸幹部の更迭や対応が求められるが、現時点で政権内での動きは見られない。

この問題は、日本国民の安全保障に関する議論を大きく揺るがしている。官邸幹部が非公式な場で核兵器保有を支持する発言をしたことは、極めて深刻である。日本は被爆国として、非核三原則を掲げ続けてきた歴史を持つ。ましてや、世界の核廃絶への努力が進む中、核武装を示唆する発言を無反応で許容することは、国際社会における日本の倫理観を揺るがすものだ。具体的な解決策として、まず官邸幹部の更迭を迅速に行うべきである。次に、内閣として非核三原則の今後を明確に確認し、公表することが求められる。さらに、国会で核兵器に関する議論を精密に行い、国民に対して透明性を持った情報提供を行うべきだ。これらの行動が行われない限り、日本は「平和国」としての価値を失いかねない。
日本の政治は、その対応能力と倫理観を示す試金石に直面している。
ネットからのコメント
1、石破は首相時に自らの口で核保有を含めた議論の必要性を言ったがマスコミは取り上げず、野党も騒がなかったが、今回は首相自らの口で言って無いのにマスコミが騒ぎ、野党も乗っかっていると言うカッコ悪い状況。それを言うなら石破内閣の方がもっと危ういと思うが。
2、我が国の核武装など非現実的と言われるが、米国の核の傘が現実的なのかどうかも疑わないといけませんね。まずは、非核三原則改定で持ち込ませずを取っ払えば、米国の核を日本国内にて管理することは可能になりますね。核共有という概念も可能になるかもしれません。そのように前向きに受け止めるのが良いと思います。元々そのような議論はあったわけですし、核の傘をいつまでも信じ続けるよりも、より建設的に実現化に向けて動くということが大事ですね。立憲の、何でも反対とのスタンスは建設的では無いということです。
3、立憲民主党が政権を握った時のほうがもっと危ういし、取り返しのつかない事になると思うが…。高市自維政権は少なくとも立憲民主党よりは数段マシだし、政府高官のオフレコの発言について、了承を得ず報道したマスコミのほうが余程恐ろしいけどね。
それに核や非核三原則については色んな考え、意見があって当然の話し。ならば、小沢議員は核武装をしている国々に対して「核兵器反対!」とでも声明を出したら如何だろうか。日本は駄目で他の国は良い。そんな理屈が通るはずがない。
4、官邸幹部の1人が、オフレコの場で、日本の核保有についてその非現実性も認識したうえ、あくまで個人的な意見としての核保有に肯定的な発言をしただけで、小沢氏の様に「高市内閣は危うい。取り返しのつかないことになる。」等と過剰に煽り立てる。核保有に賛成する政治家も賛同する国民も一定数存在することは事実。短絡的な核保有賛成論に流れないためにも、相当なデメリットがあることも含めて広く深く議論する必要性がある。気に入らなければ発言者を吊るし上げその地位から引き摺り下ろそうという政治家、メディアが議論も問題提起すらも封じ込める風潮が当たり前になることの方が非現実的な核保有より余程危うい。その流れはいつか自らに牙を剥きますよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1fe574d1c6dfc4e2d6026718e73799944ac0ff0a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]