金沢百万石まつりで長年続いてきた「ミス百万石」の選出が廃止されることが決定しました。1954年に初めて実施され、1978年から毎年続けられてきたこのコンテストは、2025年を最後に姿を消します。背景にあるのは、時代の流れに伴うジェンダー問題への配慮や多様性の重視、さらに応募者の減少です。かつて54人の応募者がいたミス百万石ですが、2023年には20人まで減少。

新保博之実行委員長はSNSによるプライバシーへの懸念も応募者減少の一因として挙げています。2026年の第75回百万石まつりからは、ミス百万石の姿はなくなり、多様性の時代に合わせた新たな形へと移行します。

この決定は現代社会の価値観を反映した必要な変革です。しかし、長い歴史を持つこのイベントの終了は金沢の文化にとって大きな転換期を迎えています。応募者が激減する一方で、ジェンダーへの配慮が大きくクローズアップされるようになった現代、多様性を重視する姿勢が必要です。制度廃止の背景には、競争の在り方や個人の価値を外見で判断することの是非に対する社会的疑問が潜んでいます。今後は、性別や外見に関わりなく、多様な価値観を尊重する新たなイベント形式を検討する必要があります。例えば、男女混合でのパフォーマンスや地域貢献賞の設立、あるいはオンラインでの共有型イベントを活用するなど、多様性と地域の魅力を発信する工夫が求められます。

この変化は単なる廃止にとどまらず、新たな文化の創造へとつながる一歩となるでしょう。

ネットからのコメント

1、多様性どうこう言うなら、「昔ながらのミスコンだって、あってもいい」という話にしかならないと思うが？別に、女の子に首輪つけて無理やり出場させてるわけじゃなし。ミスコンでもコンパニオンでもレースクイーンでも同じだが、「女の子自身が、自分の判断でエントリーシートを書いて応募してくる」状態である以上、主体性は女の子自身にあるわけで、これが問題視される意味がわからない。

2、自主的に応募しているよりも市内の学校や職場で見栄えのいい子にお願いして応募してもらってる感じでしたからなり手も少ないのでしょう。就任したら休日中心にイベントに出たりで報酬も充分でもないようで大変そうだし。

3、特に大学のミスコンは、マスコミや広告関係の学校のOBでもない、本来無関係なおじさんが、スポンサーやその後の仕事や就職をちらつかせて、飲み屋やクラブ等で何回顔合わせ会やるのか？という、いかがわしい実態になっている。ミスコンに出る女性も、外のいかがわしい部分の利が欲しいから出ている側面が強い。

女優やフリーアナに強い芸能事務所でも、大口のスポンサーや広告代理店向けに所属の芸能人が出席し、ほぼコンパニオンの役割をする接待パーティーが今でもあるらしいので、ミスコンはそれに近い所がある。課金アプリで競わせたり、毎日投票させるのはやめた方が良い。毎日夜遅くまで何時間も配信させてもたくさんの人に応援してもらっても最後は石油王といわれてる人が数百万ぽんと出して決まる学内イベントから、飛躍してしまい学外が主戦場になるのはおかしいし、ミスキャンパスなのだから、投票は学内に限るでも良いと思う。

4、多様性の時代だからミスコンは不謹慎って何かおかしくないですか？むしろ多様性だからこその何があっても良く、その中にミスコンがあっても良いはずでしょうSNSで晒されるというが、今も続くミスコンエントリーやファイナリストだとハッシュタグつけて自らどんどん投稿しているのだからSNS関係ないむしろSNSと連携ありきで募集したらどうか？逆くに応募者が増えるかもしれない