トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談が激しい口論に発展したとアメリカメディアが報じました。17日にホワイトハウスで行われたこの会談にて、トランプ氏は和平合意を成立させるためにウクライナがドンバス全体をロシアに譲渡する必要があると迫ったと言われています。また、プーチン大統領がウクライナを破滅させると警告し、ゼレンスキー大統領の説明を一切聞かず、激しい罵声が続いたとされています。
その後もトランプ氏は融和的な姿勢をみせ、記者団にはウクライナがロシアに勝つ可能性について両義的なコメントをしています。会談は非常に緊張した雰囲気で行われましたが、明確な成果には結びつかなかったと報じられています。
政治リーダーが国際的な舞台で重大な課題に対して感情的な対立をすることは、極めて責任を欠いていると言わざるを得ません。特に、トランプ大統領のウクライナに対する要求は、国際法にも触れるような問題を含んでおり、彼の一方的な圧力は受け入れがたいものです。現状では、外交において冷静かつ建設的な対話が求められるべきです。まず、国際法を尊重し、実効性のある和平交渉の場を設けることが必要です。また、リーダーシップにおいて相互の理解を深めるための教育と訓練が求められます。さらに、各国の専門家の意見を取り入れた包括的な戦略が必要です。
現在の政治的な風潮は、センセーショナルな行動ではなく、理性的な判断に基づくものへとシフトすべきです。これこそが真の外交の力と言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、この記事の内容が真実であれば、世界の民主主義が非常に大きな危機に直面していると思いました。それにしてもこの米大統領には民主主義の立場からの一貫性というか、信念というものが感じられない。確かに停戦が最大の目的なんでしょうけど、その目的のために失うものを度外視して、「俺のいうことを聞け」とゆすりかけている。とすれば、された側はたまったもんじゃないでしょう。
2、こんなの仲介でもなんでもない、単なる恫喝で「ウクライナがドンバス全体をロシアに譲渡する必要がある」ってゼレンスキーがこの条件を飲めるわけない。これでノーベル平和賞が欲しいなんて冥王星より遠いわ。もう少しまともな仲介をして欲しい。
3、とにかく停戦に持ち込むことを優先しているトランプは、力による領土割譲を認めることの意味をわかっていない。説明しようとしても、説明されることが嫌いなので聞く耳を持たない。
それがアメリカにとってもマイナスなのだが、トランプ本人が気づいているか、または気づいていても「停戦」という実績の方を優先しているかは不明。立場の弱い国にはすぐに強く出るのに、ロシアにはやるやる言っててもいまだに厳しい大規模制裁もしないしウクライナに長距離用の武器も渡していない。どこかプーチンへの未練が見えてしまう。とにかくウクライナがドンバスを諦めれば停戦に持ち込めると思っているようだが、プーチンの目的はそれだけではないし、今まで自分に笑顔を見せてはいても決してお願いを聞いてくれなかったプーチンが、そこで「それ以上はしない」というお願いを聞いてくれるだろうか?そのことをトランプは理解しているのだろうか?
4、ロシアとの停戦に持ち込みたいがプーチンが言うことを聞かないのでウクライナに妥協させようとしているのか?もしそうならばパレスチナにも同じようにイスラエルが言う事を聞かないのでパレスチナ(ハマス)に妥協を迫るとの構図であれば、トランプ大統領の信頼はさらに低下する。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e2a7b892581470949ab19ab4c7a87aab064530b0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]