フランスのルーブル美術館で19日、宝飾品強盗事件が発生。貴重な宝飾品8点が盗まれ、犯人が捕まっても盗品が回収される可能性は低いとされています。盗品は分解され、闇市場で宝石として流通することが多く、アントワープなどのダイヤモンド市場に流れる可能性も指摘されています。この事件は、美術館の財政難による警備の脆弱さを浮き彫りにしており、ルーブルなどの施設では警備体制の見直しを迫られています。
専門家は、侵入後の逃走時間を長引かせる工夫が防犯対策として有効であると提言しています。
今回のルーブル美術館での強盗事件は、財政難に直面する欧州の美術館が直面する悲劇的な現状を象徴しています。何よりも、世界的に名高い美術館が宝飾品を奪われるという事態は国辱とされ、文化施設の警備体制に重大な欠陥を露呈しています。強盗犯が5〜6分で逃走できるという事実は警備の脆弱さを示唆しています。解決策として、まずは政府が文化施設への予算を増額し、警備体制の強化を図るべきです。次に、美術館は侵入者の脱出時間を延ばすための具体的な防犯策を講じ、さらに専門の防犯技術と人材を導入することで抑止力を高める必要があります。このような状況を放置すれば、文化財が安易に闇市場へ流出し、国の文化的財産が失われる危機に直面することになります。
美術館の財政問題は文化の価値と安全を脅かし、迅速な対応が求められています。
ネットからのコメント
1、実際にルーブルで驚くべきは職員の仕事への取り組み方です。事件数日前に行きましたが、各フロアには二人以上スタッフがいますが、広い部屋の両端に居るレベル。基本携帯触って座っているだけです。展示物に近づきすぎるとセンサーがなるんですが、鳴ってもスタッフが来ることはありませんでした。宝石のところもショーケースに額をつける人やショーケースを触る人もいましたがスタッフは動くことは勿論ありませんでした。あの働き方が多様性の国なんだと思い見てきたのですが、正しいものではなかったのだと改めて感じました。
2、ニュースで見たけど、あれだけの宝飾品、平和ボケと言われる日本でですら、あんな展示の仕方はしないと思う。これはルーブル美術館の職員ですら、以前から展示の警備がおかしいと言っていたらしい。王冠は落としていって破損で見つかったらしいけど、王家のネックレスやティアラが本当に見事だったけど、当然、バラすよね。で、当たり前だけど、元が盗品でも由緒ある品物だとコレクターは欲しがる。
いま、『オーシャンズ14』の撮影中らしいけど、確か12で卵みたいな宝飾品をルーブルから盗むのがあったけど、事実は小説より奇なりというより、クレーンでガラス窓破って7分で盗まれるレベルなんだと思った。でも、王家のものには“呪われたブルーダイヤ”みたいなものもあるから、盗んだ人、それを捌いた人、買った人は御用心だね。
3、大変残念な事態ですね。ナポレオンゆかりの物ももう戻ってくる可能性が低いとは。ルーブル美術館は建物それ自体が歴史的な建築物なので窓を厚くするなどの対応策もすぐには難しいでしょうね、何百枚とガラスがはまっているでしょうし。叩いても簡単には破壊できないようなケースに入れるのが現実的なんでしょうけど、それでも相当な金がかかるでしょう。入館料の大幅アップで賄うのか、フランス政府が金を用意するのか、日本でも起こりうる事件なので頭が痛いですね。
4、専門家の話では、有名な古美術の宝石は、直ぐに解体されて個々に散り散りになってしまうそうです。歴史的な美しい装飾品が、その価値を理解しない人間によって、いとも簡単に壊されてしまう。
本当に残念です。何故もっと厳重にしなかったのか。絵とかなら解体はされず、そのまま残るだらうけど、宝石がそんなルートになるならもっと警備を手厚くして欲しかった
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/13b504791075db0cb3a0b987ae18eb25fb8ed559,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]