最近、大手映画会社による上映時間が長い映画が数多くヒットしています。具体的には、今年ヒットした『国宝』が2時間55分、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が2時間35分、9月19日公開の『宝島』が3時間11分といったように、3時間前後の作品が増えています。このトレンドの背景には、映画配信の普及により製作会社の考え方が変わったことがあり、クリエイターの意向を重視する風潮が強まっています。
長時間映画の普及に伴い、特に年配層にとって上映時間が長いことが鑑賞のハードルとなるなど、観客の視点から課題も浮上しています。
長時間映画のトレンドはクリエイティブの豊かさを追求する喜ばしい傾向に見えますが、観客にとっての利便性が置き去りにされている側面があります。映画製作において、1つの作品の質を高めることは重要ですが、それと同じくらい、観客の体験を考慮しなければなりません。次のステップとして、制作側は映画館での快適な体験を提供する方法を考える必要があります。具体的には、長時間映画にはインターミッションを設ける、予告編後に一息つける時間を設ける、本編上映前に休憩なしの旨をアナウンスするなど、細かな配慮を行うことが重要です。そのような簡単で効果的な手立てによって、作品へのアクセスハードルを下げ、映画館の温かな空間を観客に提供できるでしょう。
それにより、より多くの観客が質の高い映画を楽しむ機会を得られるようになるのではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、鬼滅の刃に限っては、漫画という原作があり、残りをどう映像化するかで、恐らく相当シミュレーションし、三分作にして、映像時間も決めたと思う。小説の映画化は結構まとめてしまうが、鬼滅の刃は漫画に忠実でufotableの映像の原作のコマの絵より美しさで人気を保っているところがあるので、その尺になったのかなと思う。生理現象は仕方がないが映像で観客を座席に釘付けできる映画は作る方も大変なので製作したからにはその努力が報われる事を祈る。
2、国宝…主演二人とも鬼気迫る演技で、二人の歌舞伎俳優としての栄枯盛衰が入れ替わり、伝統と変革の狭間で揺れ動く先代の心の機微、とにかく最高の映画でしたただ、3時間は頻尿の私には長すぎて、2時間くらいでトイレに行くべきか、行かぬべきか迷いなんとか我慢しきりエンドロールが出た瞬間にダッシュでしたもう一度残りの1時間を邪念なく観たく、水抜きして再トライしたいと思います
3、尿意に効くと噂になっていたので、鬼滅の刃計2回鑑賞はボンタンアメ、国宝の時は大福を事前に食べてみた。水分は熱中症予防に配慮しながら摂取、ガブ飲みは控えた。それらが功を奏したのか、全ての回でトイレ中断は免れた。ただ、上映2時間を超えた辺りから、お尻が痛かったのが辛い。その対策として、鬼滅2回目と国宝はわざわざプレミアムシートを購入したにも関わらず、解決出来なかった。個人的には今後の課題。
4、若い時は、バス旅行でSAに着くたびにトイレに行くおばさま方を見て、そんなにトイレに行くのがとても不思議だった。歳をとってから分かった。膀胱が緩くなってて尿もれが心配だし、座りっぱなしだと腰が痛くて動けなくなる。理想は1時間、最低でも2時間に1回は動いて体勢を変えたい。できれば3時間超えなら途中休憩を10分でも入ると幸せです。腰痛や尿意を気にせず、後半の映画が集中できると思うので
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4a9096a5289a9b2cb04938c69d480ce751e93c0e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]