8月14日午前11時10分、北海道斜里町の羅臼岳で20代男性がクマに襲われた。標高550メートル付近を友人と登山中だった彼は、クマとの格闘の末、ヤブに引きずり込まれ行方不明となった。彼の友人は避難し、警察に通報、救助活動が展開されている。防御の試みも虚しく、男性は太ももに大量出血する重傷を負った。羅臼岳ではクマの目撃が相次いでおり、12日にも登山客がクマ撃退スプレーを使用する事態が発生していた。
現在、警察はハンターを含む体制で救助に乗り出している。
この事件は登山客の安全を脅かす深刻な問題である。羅臼岳でのクマの活動が頻発している中、安全対策が徹底されていないのは憂慮すべき事態だ。まず、クマの出現が頻繁に報告される地域では、登山禁止やアクセス制限などの措置が必要だ。また、登山道には警告看板や警告音を発する装置を設置し、登山者が不意の危険に直面しないよう自衛策を強化すべきだ。一方、クマによる被害を防ぐためには、地元の自治体や警察との連携を深め、事前にクマの動向を把握し、適切な情報を提供する体制が必要である。これらの対策を講じることで、自然との共存と登山者の安全を同時に確保することが可能となる。クマの領域へ無防備に踏み込むことがいかに危険であるか、改めて認識し対応が求められる。
ネットからのコメント
1、残念ながら最初の時点で既に食害され始めていたのだろう。トラやライオンはくびに噛み付き獲物の息を止めてから食べ始める。しかしヒグマはナブリ殺しにして生きたまま食べ始める。猛獣の専門家もヒグマにだけは襲われたくないと言う。
過去に何度も同様の事例があります。改めてクマ可哀想とか麻酔で眠らせてなんて簡単に言うのは止めるべきだ。今回も山の中とはいえ、ハイカーの多い登山道です。クマの数が多過ぎます。多いから溢れ出てくる。頭数管理(削減)は必須です。
2、太ももを噛んで薮に引きずり込んだ行動は、登山者を捕食対象として襲った可能性が高い。スプレーにも怯まない事例発生の段階で、何故、登山禁止措置を取らなかったのだろう。ヒグマの個体数が保護規制で増え続けている知床半島。加害したヒグマは何としても駆除すべきだが、その個体の判別は困難だと思う。世界遺産指定での保護政策も結構だが、観光資源として多くの観光客や登山者の来訪を受け入れている以上、ヒグマの個体数の管理を考えるべき状況になっているのではないだろうか?
3、襲われた人を助けに行くのはハンターはともかく警察官なんて役に立たないし危険だから連れて行かない方が良いと思うのだが。せめて自衛隊の特殊任務として腕利きの狙撃手とか屈強な男達で討伐隊を組まないと返り討ちに合うと思う。見通しの利かない山で人を襲うヒグマと対峙するなんてランボーに闘いを挑む様なもんだ。
4、もう熊を処分しなければ。ましてや福島町のように人間の味を覚えた熊は殺人鬼だ。地域の人々の生存権を守るため、組織の拘りをすて謝るべきは謝って狩猟組織の協力を仰ぐべきではないのか。それができぬのなら北海道庁が自衛隊を要請できぬものかーそれ程緊急非常事態だ。これ以上同様の被害を出してはならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/39d3c655f7a1b164555abc69df4d6bcde9b81b1f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]