宝塚歌劇団では、チケット販売をめぐる「お花代」が問題として浮上しています。この「お花代」は、ファンクラブを通じて購入するチケットの際に発生する追加料金を指し、その金額が不透明で高額化している点が批判されていました。10月4日、村上浩爾社長は記者懇談会で、この問題に対応するためファン会代表と明確な契約書を締結する意向を表明し、お花代の詳細明記やその妥当性を確保する方針を示しました。封筒代や印刷代など必要経費は認めつつも、不当な高額要求を防ぐ規定の導入が検討されています。ただし、規定の具体性には課題が残されています。

今回の対応は、宝塚ファンの心理を失望させないよう丁寧さを装っていますが、根本的な問題は解消されていません。まず、高額な「お花代」に苦しむファンの声にこれまで無関心だった点に疑問を抱きます。「封筒代や印刷費」と説明していますが、こうした曖昧な経費は不当徴収の温床として問題視されるべきです。
さらに、規定や契約書の明確化が議論されていますが、「逸脱しないようにする」という表現はあまりに抽象的で、具体性を欠きます。
問題の本質は、透明性の欠如と不公正な慣習を黙認してきた歴史にあると言えます。この改善が進まなければ、不誠実な金銭要求が許容される環境が続きかねません。解決策として、①契約書のテンプレートを公表し、ファンが内容を確認できる透明性を確保する、②不当な徴収を即座に報告できる相談窓口を設置する、③信頼できる第三者機関による監査制度を導入する、具体的な施策が急務です。
愛情ゆえにお金を惜しまないファンの善意を利用する構造が続く限り、一流の歌劇団としての名声は徐々に傷つくでしょう。信頼回復のための真摯な対応が、彼らの未来を左右します。
ネットからのコメント
1、音楽学校を卒業し、晴れて劇団員となったからには所属劇団がきっちりファンクラブの管理もするべき。それを素人に任せてるから変なヒエラルキーができるんでしょ。チケット購入はしっかり管理してるんだから出来ないはずはない。
2、宝塚歌劇Webチケットサービスだけで良いのでは?余計な手数料なしで、リセールもあるしね。
確定申告のシーズンにこの記事は大丈夫?スターさんが複数申告漏れを指摘されたら歌劇団の組織ぐるみと世間から見られまた事件ですよ。
3、待ちに待ったチケットが届くとき装飾されていたほうが嬉しさ倍増することは確かですし、お花代を支払うことに全く抵抗ないファンがいる一方で、なるべく安くチケットを手に入れたいファンも居ます。『お花代がいくらか』ではなく『お花代のうち利益が誰にどれぐらい支払われているか』のほうが重要なのではないかと思います。勿論、利益が劇団員に行くことには全く問題ないと思いますがファン会の取り分の割合が多いのでれば、そこを問題とするべきだと思います。
4、宝塚は40年近くファンで観ていますが、特に誰かを推してファンクラブに入ったことがないので、ファンクラブ優先のチケットの取り方には疑問を感じます。友の会で取ろうと思っても、ほとんど落ちています。宝塚全体を愛して舞台を観たいというファンにも考慮してくれると嬉しいのですが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5320f59238f4798998390c645f2116817ec2e4d8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]