10月20日の午後8時40分ごろ、札幌市西区宮の沢の住宅街で散歩中の50代男性が、川の土手から出てきたクマと至近距離で遭遇しました。この出会いは、「沢見橋」付近で発生し、クマは道路の中央まで進出していました。男性はクマと僅か2メートルの距離で目が合いましたが、持っていたエコバッグを胸に構えて威嚇し、クマを土手へと引き返させることに成功しました。
幸いにも、男性に怪我はありませんでした。現場の近くには宮丘公園があり、警察は周辺住民に対して注意を呼び掛けています。
人間が安全だと信じていた住宅街でのヒグマの出没は驚きと不安を誘います。幸運にも怪我人は出ませんでしたが、この事件は自然環境と都市生活の境界がいかに曖昧かを示しています。都市部における野生動物の出没は珍しいことではありませんが、ここで問われるべきは地域の安全対策の不備です。まず、定期的な巡回を強化し、ヒグマの出没情報をリアルタイムで住民に伝えるシステムの導入が必要です。そして、生態系を考慮したランドスケープ整備を行うことで、動物が市街地に迷い込まないよう事前に予防策を講じるべきです。最後に、もし遭遇した場合の具体的な対処法を地域社会に広める教育活動を展開することが、今後の安全を確保する鍵となるでしょう。
生活の場である都市が安心であることは全住民にとっての基本であり、効率的かつ持続可能な対応を急ぐ必要があります。
ネットからのコメント
1、札幌から程近い街中でも熊と遭遇ってこのまま行くと札幌市民というか北海道に住んでる人達は外にも出れなくなるぞ。もう山狩して熊の頭数を減らさないと農業、産業と何も出来なくなるし、小さな子供達へ被害が拡大していくぞ…。暖冬で冬眠しない熊も出てくる、食いもんが無くなり里に出たら雪が積もる中人の行動は鈍るが熊に動きの制限は無いようなものだ…観光業にも影響が出るだろう…熊への恐怖から観光客は激減する。
2、これは襲うつもりがなかったから難を逃れられたのだろう。ツキノワグマだったら襲われていただろう。これから冬眠を控えているが食料不足は相当深刻なようだ。さらに事故は増えるだろう。民間のハンターは多くは老人で若手は生業があるから滅多に出られないだろう。国は一刻も早く決断して自衛隊に害獣駆除を担ってほしい。クマ撃ちは非常に難しく非常に危険だと言われる。自衛隊なら名人に教わって集中的に訓練ができるので短時間で名人を育てられる。
山の中を歩ける人も多いだろう。これ以上被害が増えないように早くお願いしたい。
3、専門家は最近ゾーン管理とか言い出して、行政もそれを信じて緩衝地帯を整備するそうですが、共存と同じく、これまた机上の空論です。春熊猟を中止してから、クマの数が増えて、人間の近くを住処にして、しかも人間を恐れなくなって、新たな生息域を求めて街にあふれ出してきているのです。ヒグマは1日で数十キロ移動する個体もいます、いくら緩衝地帯と呼ばれる山林を整備してみ通しを良くしたところで、街に出没するクマの抑止力にななりまえん。かつて緩衝地帯が機能していたのは、春クマ猟で緩衝地帯のクマを狩りつくしていたから、そしてクマは人間や銃の音を恐れて人の領域に近付こうとなかったからですいくらお金と人を掛けて緩衝地帯を整備したところで、景観は良くなるでしょうが、クマへの抑止効果は見込めないでしょうそんな事にお金を使うならハンターの育成と狩猟奨励金を手厚くすることに充てるべきです
4、札幌市もそうだけど北海道もヒグマに関して詰んでますね。鈴木知事や秋元市長もまるで他人事ようなコメントしか出さず他都道府県で発生してるかのような感じですから。
行政トップの二人が道民や市民はヒグマの脅威に怯えて暮らせ!と言ってるようなもの。道民・市民の安全な生活はもう過去の話。少なからず経済活動にも影響(イベント中止)等もありますからね。以前はヒグマ出没しても警察と市職員での見守りお見送りしてたのは何だったって話。鈴木知事・秋元市長の夕張コンビは北海道・札幌市の為になる事何かしたのか全く思い出せないマイナス要素しかないのでは?年末まで道民・市民に犠牲者が出るのは時間の問題だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1c5c433dfc3e1b468cac535d3990cf7bfe2302da,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]