スターバックス コーヒー ジャパンは、計画していた「米粉カステラ」と「抹茶の米粉カステラ」の販売を中止した。これらの商品は、グルテンフリー商品として23日からオンラインで先行発売され、26日に店頭販売される予定だった。しかし、製造工程および原材料の最終確認で、大麦麦芽が微量ながら含まれていることが判明したため、グルテンフリーとしての販売は適切ではないと判断された。
幸いにも、先行販売前に停止されたため購入者はおらず、スターバックスは管理不備を認め今後の再発防止を誓った。

スターバックスの今回の販売中止は、一見、責任ある対応のように見えるかもしれませんが、その背景には深刻な管理不備が潜んでいます。計画段階での原材料の検証不足は、企業としての信頼を揺るがす大問題です。特に、健康志向の消費者が増える中、グルテンフリー商品の安全性は絶対不可欠です。このような状況を防ぐためには、まず、製造工程の厳格なチェック体制を確立することが急務です。また、外部専門機関による定期的な品質検査を実施し、透明性を高める必要があります。最後に新商品の導入前には、より慎重なプロセスを経ることが求められます。我々の健康を預かる企業には、これまで以上に高い倫理基準が求められており、スターバックスの再発防止への取り組みが試される時です。
消費者の安全という価値観と企業の利潤追求が矛盾しない形での進展を期待したいものです。
ネットからのコメント
1、米粉オンリーで口当たりの良い美味しいパンやスイーツ作るのって結構難しいですよね。小麦粉アレルギーの人や厳密に除去したい人もいるかもしれないから、気軽に米粉◯◯は名乗れないですよね。本当は。町中のパン屋さんとか量販の袋入りケーキとか米粉パンと書いてあるけど製品表示見るとほとんど小麦粉入ってます。ちょっと前にそれを鵜呑みにして保育園で出して、子供がアナフィラキシーで事故にあってたから、あの表示は厳密にした方がいいと思います。
2、良心的だと思う。グルテンフリーを謳っている以上、わずかでも含まれていたら販売を中止する。当然ダメージもあるだろうし売り上げにも関わるだろう。グルテンフリーを外して販売する手もあったと思うけれど、それをしなかったのはすごいなと。多分消費者の大部分はそれ程グルテンフリーにこだわってないと思うけれど、やはりそんな事は出来ないという姿勢は筋が通ってるなと感じる。
3、グルテンは小麦粉に含まれるタンパクが水で捏ねられて作られるもの。
世間でいう小麦アレルギーは純粋にグルテンだけなら平気、と関係ない人もいますよね。グルテンと小麦粉を同一視すると混乱しますがグルテンフリーは小麦粉フリーではない、と言う事は理解しておくべきですね。
4、小麦じゃないけどうちの子は重度の卵アレルギー。1歳の時にレトルトの離乳食で繋ぎ程度の卵で蕁麻疹と嘔吐症状が出ましたが数値的にはその頃よりも上なので、今食べたら何が起きるか分かりません。微量でも命取りになる子もいるのがアレルギーの怖いところ。アレルギーと無縁の人からしたらこの判断は「大袈裟」なんだろうけど、アレルギー持ちの親からしたら英断としか言えません。本当にありがとうと言いたいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4b02007e38e9c3d3be30e124b45c3e4238fd86,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]