2023年10月、ニュース番組『わたしとニュース』において女性の社会進出に関する議論が行われ、田嶋陽子氏と漫画家の瀧波ユカリ氏が出演しました。番組中、視聴者から「女性が社会進出したせいで日本はダメになっている」とのコメントが寄せられました。これに対し、田嶋氏は「どうダメになってるのよ」と反論し、社会全体の進展が見られる現状を指摘しました。

また、瀧波氏も「こういう人とは結婚しない方が良い」として、女性の社会進出に否定的な意見に対する懸念を表明しました。本間智恵キャスターは、女性の社会進出が遅れると国が衰退する可能性を北欧の事例を引き合いに出して説明しました。

田嶋陽子氏と瀧波ユカリ氏の反論は、女性の社会進出に対する否定的な意見が、根拠に乏しく時代遅れであることを痛感させます。女性の参画を阻む考え方は、現代社会の進化を妨げるだけでなく、国全体の発展をも阻む要因として残り続けています。問題の根源は、未だに一部の人々が性別役割分担に固執し、多様性と変革を恐れる保守的な価値観にあると言えるでしょう。では、どう解決すべきでしょうか。まず、教育現場において、ジェンダー平等の理念を積極的に取り入れ、次世代を担う若者に新しい価値を提供することが重要です。

次に、雇用政策の見直しです。女性が職場で活躍しやすい環境整備が急務であり、育児休業制度や柔軟な働き方を推進すべきです。そして、メディアの役割も大きいです。女性リーダーの事例を積極的に報じ、社会全体の意識を変える力となるべきでしょう。これらの施策が進まない限り、我々の未来は性別の枠にはまり停滞してしまうでしょう。その枠を打ち破ることでこそ、真に豊かな社会が実現するのです。

ネットからのコメント

1、女性の社会進出で明らかに女性側にも過度な負荷がかかるようになりましたし、その是正のために男女とも家事も育児も仕事も平等に負担する流れを作ろうとして性別問わずに負荷がかかるようになりましたね。人間は本来そんなにマルチタスクができる脳の作りになっていません。お互いの負荷を最小化するのなら、皮肉なことに仕事と家事・育児を分業する昔のスタイルの方が理に適ってはいたんですよね。

2、言い方は悪いけど、一理はあるんだよね。男はどう頑張っても出産できない。子どもを産める女性が社会進出し、出産適齢期に仕事バリバリで働き出産しなくなれば必然的に少子化し、日本は消滅するしかない。

女性を子どもを産むだけの存在みたいに聞こえてしまうかもだけど、男はどう頑張っても出産できない以上、少子化対策には女性が安心して出産できるようにしなきゃいけない。

3、その見方には疑問を覚える。子どもの数が減ったのは明らかに女性の社会進出が進んだことによるものだ。女性の社会進出が進む国では、移民を受け入れる以外の方法で人口を維持できている国は一つもない。人類は生殖によらないと数を増やすことはできないし、男性は逆立ちしたって妊娠できない。唯一妊娠できる女性がそれをしなくなった社会はちっとも持続可能な社会ではない。とはいえ今更もとには戻れない。我々は持続不可能なイデオロギーを植え付けられ、信じ込んで退路を失い、絶滅の未来へ突き進んでいるだけだ。

4、論理の飛躍でもあるがそういう側面があるのも事実だろうね女性の社会進出を促した制度自体が中途半端な制度で制度設計の間違いでもあるし女性だからという理由で数字ありきに優遇をしようとすること自体も間違いなのよね必要なことは何かその制度のメリットデメリットは何かをちゃんと踏まえた制度設計をしたとはいいがたいわけで少子化の原因の一つともいえるわけだから少子化改善するにはここを見直して必要なものは何かをもう一度再設計する必要はある