今回のニュースでは、日本の社会において軍事や防衛に関する議論がタブー視されがちであることが指摘されています。高市早苗新政権の発足をきっかけに、外交や国防に関する関心が高まる中、防衛研究所の小野圭司氏が国民全体での議論の必要性を強調しました。歴史的背景を学びつつ、現代の防衛問題に普遍的な視点を取り入れることが求められているとのことです。

また、経済と防衛のつながりについても言及され、過去の日本軍の経済的な視野の欠如を指摘しています。現代の日本においても、防衛と経済問題のバランスを理解し、国民的な議論を通じて社会全体で対応策を考える必要性が訴えられています。

今回の議題は、日本社会における軍事と防衛の議論の欠如についてです。日本ではこれまで軍事問題をタブー視するあまり、十分な議論が行われておらず、その結果、国防問題に対する社会的関心が非常に低い現状があります。この問題の本質は、過去の戦争経験がもたらした感情的な忌避感や防衛関連の知識不足にあります。

まず、歴史教育の再考が必要です。戦争の悲劇だけでなく、歴史的背景や戦争の必然性も含めた包括的な教育を行うことで、より現実的な視点を育むことができます。また、防衛関連のデータや情報を国民に対して透明かつ明確に開示し、それに基づいた議論を促進することが重要です。

さらに、国際比較を通じて、日本の安全保障における立ち位置を理解し、他国の事例から学ぶ機会を増やすべきです。

戦争の悲惨さだけに焦点を当てるのではなく、現実的かつ建設的に防衛問題を考える術を身につけることは、国際社会の中での日本の自立と信頼につながります。怯まず、しかし冷静に未来を見据えて行動することが求められています。

ネットからのコメント

1、桶狭間の戦い、今川義元とのあれほどの戦力差で織田信長、裏切り者が出ていない。武田、朝倉が滅亡した時は裏切り者が続出、それで軍の維持ができなくなる。忠誠は江戸時代の話で戦国時代、この主君、駄目なら見限るのが当たり前ときいたことあります。信長の実力を家臣が認めてたんでしょうね。一方、太平洋戦争、名古屋で製造されたゼロ戦、各務原までの運搬、牛車だったそうです。エンジンオイルはアメリカ製で終戦時、枯渇状態だったそうです。そんな状況でよく戦争したなと感心します。

2、「臭い物に蓋をする」「見て見ぬふりをする」日本人の悪い癖だが、嫌なものを避けようとしてしまう。特に左巻き界隈の人は自分の見たいものしか見ない偏狭な性格の人たちなので、嫌な現実は逃避して理想の世界に逃げ込んでしまう。

苦しくても怖くても現実を直視して、決して現実逃避することなく現実的な解決策を実行するべきです。

3、軍事費、核保有、『非核三原則』などについては、タブー視せず、国民全体で広く議論すべきと思う。日本人は敗戦国であり唯一の敗戦被爆国であるという負い目から、核保有、軍事費や安全保障問題を長い間、余りにもタブー視してきたため、これらについて考えるのが下手になったというのが一般的な見方だ。こうした状況は、中国、ロシアや北朝鮮など核武装している周辺独裁国家の思う壺で、日本への脅威を一層高めてしまうことに繋がっていると考える。少なくとも『非核三原則』に光を当て議論の俎上に載せる可能性を高めたことは、高市政権の大きな成果だと思う。

4、タブーとしているのはマスメディアなどが世論を誘導したのでは？放送禁止用語や差別用語などもそうですが今まで聞いたことのない病名なども無理やり作られた言葉だったり言い方を変えている。もうマスメディアが主導で世論を操作できない時代になっているのだからSNSなどを活用して議論の場をひろげるべきでは？