元テレビ朝日社員の玉川徹氏が、農相の鈴木憲和氏が推進するコメ農政について、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演しコメントをした。鈴木農相は高価格維持の方針を優先し、需要に応じた生産を行うことを強調。これに対し玉川氏は、石破政権下での増産方針が転換されたことに疑問を呈した。日本の人口減少に伴い国内需要が減少するなかで、海外輸出に頼らざるを得ない状況に対して、玉川氏は価格を下げる必要性を主張。

輸出価格が海外市場での競争を可能にするための具体的な方策が求められる局面が浮き彫りとなった。

この状況で浮き彫りになる問題は、日本の農業政策が常に供給と需要のバランスを欠いていることです。これによって、農業生産者は不安定な市場状況を強いられ続けることになります。まず、農業の構造改革は内需不足に直面している現状を打破すべきです。具体的な策としては、まず初めにコスト削減を図り、競争力を高めることで海外市場に対応すること。さらには政府が主導して、国際的なマーケティングを強化し、資源や技術を活用した新たな市場を開拓することです。最後に、輸出先市場の多様化を図ることで、リスク分散を実現することが求められます。日本の農業はその生産の質と価格帯で国際的に評価されている一方で、その潜在力を十分に活かせていない点が問題です。

このままでは競争力を失いかねません。再考すべきは、単なる延長戦ではなく、戦略的な国際展開を目指すことです。

ネットからのコメント

1、石破総理、小泉大臣で続けて米改革してくれていたら、消費者が米の価格が高過ぎると買えないで困る事はなかったと思う。石破総理は米の価格は3000円台でなければいけないと言ってくれていた。その為に小泉大臣が米の流通システムや米農家の視察などして大規模農家にする事や水田だけでない乾いた土地にも米を作るやり方など、様々な事を取り入れて米業界を良くして行こうとしていたと思う。鈴木大臣に変わってから元の状態に戻して、米の価格を下げないで現状維持のまま、米業界を支援する動きしか見えない。増産すれば米の価格が下がるからと、需要に応じた生産量にと言うけど、買いたくても高くて買えないで我慢している事で、需要が減っているのにまた米の生産量を減らしたら、この状態が悪化するばかりだと思う。政府は何のためにあるのか？生産者と消費者両方が安心して暮らせるように対策するのが仕事ではないのか？

2、これに関しては玉川さんが国民目線コメントですね。

今すぐ需要がないわけではなく、高価な米に需要がないだけです。何故、こんな頭の良い鈴木お米券大好き大臣には、わからないのでしょうか。いや、わかっているんでしょうね。米価格の維持で誰が儲かるか、を考えれば明白ですね。結局、利権絡みでしか政治が出来ない方でした。更迭を切に願います。そして、願わくば農林族以外を農相にしてほしい。

3、私は国産米の米価が高止まりしてそれで農家が喜ぶならそれで良いと思ってますただ消費者にも選ぶ権利を与えてほしい高いお米だけでなく安いお米が店頭に並ぶのが自由競争の基本だと思いますしそのためには海外のお米を関税撤廃によってもっと自由に流通させて欲しいと思います

4、輸出入のシステム構築が安定のためには優先されるべき。余れば輸出、不足したら輸入。これが需給ではないのでしょうか。品質面では十分に海外産とは戦える。通常、鉄鋼などの汎用品には国際価格が存在します。米に関してはブランド信仰もあるから国内価格は国際価格と同じにはならないと思います。国産米価格は国際価格の5割増しくらいなら、今年のようなことは無くなることでしょう。

輸入米でも十分という人もいると思います。輸入米5kg2,000円、国産米3,000円ならマーケットは安定するだろう。JA等の反発はあるだろうが、食の安定に尽力してください。