ボクシングの前WBC&IBF世界バンタム級統一王者、中谷潤人が27日にサウジアラビアのリヤドで開催されたスーパーバンタム級ノンタイトル戦でWBC世界同級10位のセバスチャン・エルナンデスに3-0の判定で勝利しました。スコアは115-113が2人、118-110が1人と大差がつきました。エルナンデスは試合後、米メディアで「勝つのに十分やった」と自信を示しつつ、与えられた機会に感謝を述べました。
判定への不満がありつつも、試合内容には満足していると振り返りました。

エルナンデスの発言から、スポーツマンシップと誠実さが感じられます。しかし、判定が物議を醸す要因となったことは事実です。特に、118-110というスコアには多くの疑問が生じます。まず、ボクシングの審判制度そのものに冷静な検証が必要です。透明性のある採点基準や、試合ごとの審判の質のチェックは改善が求められます。また、試合後にオープンに意見を述べられる場があることでスポーツ全体の信頼性を高める可能性があります。そして、選手への公正なチャンスの提供も、ファンがボクシングを楽しむ上で必要です。審判の公平性が確保されなければ、どれほど選手が尽力しても、その意義が毀損されてしまう可能性があります。選手の努力が正しく評価される環境があってこそ、真のスポーツマンシップが育まれるのです。
ネットからのコメント
1、正直なところ、手数か正確なパンチかで判定は変わってくる試合だった。どちらが勝ってもおかしくない、なので判定には疑問が残る。ただ判定に何も言わずに、相手や周りに感謝して次に向かうスポーツマンとしての姿勢は素晴らしいと思う。
2、同い年のアイドルボクサーのピカソと違い、ヘルナンデスは漢だな。強い身体を活かして前進前進、また前進の相手の心を折るスタイルも良かった。まだ25歳だし大舞台でアピール出来たと思うのでいずれまたチャンスが来ると思う。個人的にもヘルナンデスの試合には注目したい。
3、日本でも半数以上、海外では8割位、エルナンデスが中谷に勝っていたと言っている印象を受けたこれで、ダイレクトリマッチが組まれないのだとしたらエルナンデスがかなり不憫タンクとローチの試合と同じく、ビックネームが負けて次のビッグマッチが消えるのを阻止する為の力が働いた判定だったのだろうなエルナンデスは井上が階級から去った後の有力な王者候補になれそうだし、謙虚さもあって応援したい存在だね
4、エルナンデスは自分に不合理な採点にも関わらず、この試合の機会を与えてくれた事に感謝している。
判定後にすぐさま中谷に拍手を贈っていた。採点の事は気にしてない。ノンタイトルとは言え、ここまで紳士なアスリートはいない。それに比べてピカソの計算高い亀野郎ぶりに憤慨する。井上チャンプに対するリスペクトや井上と対戦出来ることに対して感謝のかけらも無い。エルナンデスとピカソの対戦を心から望む。そうすれば、エルナンデスの心と身体の強さを思い知ることになる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b99158380a811b4d873ca4f354c3727f259ba6da,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]