南西大西洋に位置する「マイル201」は、アルゼンチンEEZの200カイリ外にある公海で、中国の大規模漁船団によるイカの乱獲で生態系が崩壊の危機にある。2019年から2024年にかけて、毎年平均343隻のイカ漁船が操業しており、そのうちの75%が中国籍である。中国漁船の操業時間は2019年以来65%増加し、船舶当たりの漁獲時間も2倍以上に増えた。
イカの個体数は乱獲により崩壊の臨界点を超える恐れがあり、海洋生態系に広範囲な影響を及ぼす可能性がある。さらに、中国漁船の船内で人権侵害や賃金恐喝も報告されている。

問題は一部の国の利益追求が世界の海洋生態系に計り知れない悪影響を及ぼすという異常な状況だ。「マイル201」海域では中国の漁船団がイカを乱獲し生態系崩壊の危機を招いているが、これは無法地帯の公海における国際規制の欠如を示している。解決策としては、まず国際的な海洋保護条約の締結を通じて規制の枠組みを設け、違法操業に対する制裁強化が必要だ。次に、消費者側での持続可能な水産物選択を促進するため、輸入水産物の履歴制度を強化するべきである。そして、人権侵害の問題を含む船舶労働条件を改善するための国際協力が不可欠だ。企業の利益追求が生命の源である海を犠牲にすることは許されない。
持続可能な海洋資源利用は未来世代への責任だ。
ネットからのコメント
1、水産庁のマグロ調査船に乗ったことがあります。水産庁の船には最新のレーダー他魚群探知の装備が充実しているためかE EZの外であるため出航して数日後には中国の漁船が追尾してきて調査を開始するとその周囲に大規模な巻き網を投入して根こそぎ獲っていきます。網上げが終わったら撤収するのかと思いきやすぐそばに中積み船が待機していてすぐまた網を投入して来ました。そのためまともな資源調査が難航して随分と嫌な思いをさせられました。
2、そのイカの加工品の多くが日本等他に輸入されおりスーパーで日本人が買って消費している現実があります少し習慣を変えてゆく必要かと思います商社が買付け仕入れたものをそのまま消費するのでなく少しは考えることが大事ですね。
3、中国人に限らず、雇われ漁師みたいな人は、あればあるだけ獲ったもん勝ちみたいな船一杯に積んで帰らないと損した感じですからね。イカ船の漁火は宇宙から観ると晴れていれば容易に確認出来るそうです。毛利衛が宇宙に行った時に津軽海峡のイカ漁が見えますね。
とリポートしていた。中国人は特に乱獲傾向にあると言われてますけど、割と漁業者一般、獲れれば獲れるだけ割当漁獲量以上獲っていると思いますよ。船一杯に成るまで獲っちゃうじゃない。どう考えても。
4、中国に行けばわかるが、中国では自然界の鳥をほとんど見ない。野良犬もいない。何故なら全て食べられてしまうから。田舎の知人の家の犬はほぼ一年以内にみな盗まれて食べられた。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ee49328c45db18351a1a2c4d5d6a74ac2442d891,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]