この事件は、福島県の小学校の57歳の女性校長が、校長室で飲酒を行ったことを中心に展開されています。日時は令和6年4月1日から校長を務めて2年目に入った際の出来事で、職員が校長室から酒のにおいを感じ、机の下から500ミリリットルの缶酎ハイ2缶を発見しました。そのうち1缶は空で、もう1缶は半分飲まれていたものの、教育委員会が調査に訪れる1時間後にはすべてが飲み干されていました。

校長本人はこれに関与しており、「自宅から持ち込んでしまった。『これぐらいは』という甘い気持ちがあった」と釈明。彼女は以前から居眠りや児童への不適切な対応で9回の指導を受けており、停職12カ月という処分が下されました。

この事件は教師としての倫理観と責任感の欠如が露呈しており、学校と児童に悪影響を与えかねない行動です。まず、酒類を学校に持ち込むことで教育現場が酒に関連した問題にさらされるというのは明らかに異常であり、校長という立場でその行為を行うのは学習環境の安全性を著しく欠如させるものです。この背景には教育者の適性評価や精神的健康管理の不足があると考えます。また、これまでに見過ごされてきた彼女の不適切な行動が再発を容易にした可能性も否定できません。改善策としては、教育者の倫理教育を徹底し、定期的な精神健康チェックを実施する必要があります。

また、不適格な職員には早期の是正措置を講じ、再犯防止策を制度化することが重要です。これがなされなければ、教育現場の信頼性が揺らぎ、教育制度への不信感が生じるリスクを避けられません。学校は教育の場であり、大人の不適切な判断が子供たちに与える影響の重大さを再認識する必要があります。

ネットからのコメント

1、これだけのことした教師が何故校長の任のままに停職12ヶ月なのか？その場で懲戒免職でいい。そして、教員免許の失効とすべき。何故か公務員を即免職に出来る法がないのか？教師の盗撮だけでなく、校長や教頭等の管理者教員も各地で不祥事や事件を起こしている。全ての公務員に対する処分をもっと厳しくしなければならない。

2、9回…停職で済むんだ…。そっちの方が驚き。居眠りに関しては体調等もあるから病院に行けって話になるけど、児童への加害とか飲酒とか、退職させとかないといけないレベルなのでは？

3、初報だと性別公表されてなかったと思うんだけど、女性だったんか…色々重荷はあったと思うけど、ただちに医療に繋がってほしいです。依存症は本人の力じゃどうしようもないから。

4、アルコール依存症は飲酒欲望が本人の意思ではコントロールできなくなる病気です。また、否認の病気とも言われており、教育委員会が何度指導をしても自主的な治療に結びつきません。常識的に考えて、校長にまで成る方が構内で日常的に隠れ酒をするこては間違いなく依存症を疑うべきであり、教育委員会は病気に罹患した校長に出勤をやめさせて、医療機関を受診する段取りを整えてあげるべきでした。アルコール依存症は特に女性が罹りやすい病気です。もっと世間の理解が進むことを祈ります。