1958年に東京都立墨田産院で出生直後に他の新生児と取り違えられた江蔵智さん(67)の実親調査が困難を極めています。今年4月の東京地裁判決を受け、東京都は調査を開始しましたが、230人の対象者の中から116人の男性を確認したものの、実親発見には至っていません。調査は任意であるため、協力が得られないケースも多く、調査は進展していません。
11月20日には、江蔵さんの育ての母、チヨ子さんが93歳で亡くなり、実子に会いたいという願いは叶わないまま終わりました。

この事件は、新生児取り違えという深刻な問題の現実を再び浮き彫りにしています。ここには、当時の病院の管理体制の不備や情報の欠如が大きな問題として存在しており、これが個人に深い影響を及ぼしています。まず、取り違えの防止策として現在の制度を見直し、過去のデータを活用する技術的な方法を確立することが急務です。また、個人情報保護を徹底しつつ、対象者の協力を促進するような制度設計が求められます。第三に、過去の事件を検証し、再発防止策を講じるための専門チームを設置することが必要です。このような問題は、個人の人生を大きく左右するだけでなく、社会全体の信頼を揺るがすものです。迅速かつ効果的な対応を通じて、未来の安全と安心を確立することが重要です。
ネットからのコメント
1、実は私もある都立病院でS60年に長男を産んで、翌日息子が連れてこられて、お部屋のみんなに「可愛い♡お母さんに似ているね」なんて言われたんだけど、オムツ替えようと思って外したら、なんと女の子でした!!思わず濡れたオムツもそのままに、ガラガラとナースステーションにベットごと引っ張っていって「この子私の子じゃありません」と叫んだ!何十分か後にやっと長男が見つかったけど、他の子のベットに寝ていたから、ミルク与えられていた。これ女の子じゃなかったら、気づくのもっと遅れたよ。次男は他の病院で産みました♀️
2、この都営病院の事件では裁判で調査命令が出たけど、順天堂大学での取り違え事件(昭和42年)では大学側の対応が本当にひどくて、血液型が違うと問い合わせした母親に「あなたが浮気したんじゃないですか?」って追い返したり、息子さんに弁護士使って恫喝したりしてました。そのあと本当の母親候補者がだいたい絞られたけど結局、理事長の鶴の一言で通知しないってことになってましたね。いくらあちらに家庭があっていまさら波風たてないほうがいいったって、本当の出生を知りたいでしょうに。
何とかならないもんなんでしょうか。
3、万が一、大金持ちの家のご子息と取り違えていたら、探している側は欲張りな考えがないとしても相手は警戒して名乗り出てこない可能性もあるのではないかな。お母様には実の子に一目合わせてあげたかったですね。
4、自分が該当するかもと思って名乗り出るにしても、のちの相続とかがどうなるのか、不安よね。お子さんやお孫さんがいれば、自分だけの問題でもなくなるし。すでに亡くなっている可能性もゼロではないし。国がもう少し早くちゃんと開示に応じていれば良かったのに。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2525a256b8c424e1dd465e5fa303bf71f1405ba8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]