俳優の黒沢年雄氏(81歳)が公式ブログで、ポイントカードを利用しないと決めた理由を語った。記事は「ケチって大損?!」というタイトルで、カードやサービスメールの煩わしさ、個人情報が含まれる可能性への懸念を挙げ、特に高齢者にとっては理解しづらい点を指摘。スマホへの値引きメールが毎日のように届くことや、電話でお金に関する話が出たらすぐ切るという徹底した姿勢を明かし、「ケチって大損しない…僕の生き方」と自身のポリシーを示している。
黒沢氏は、カードの利用による些細な得よりも、個人情報漏洩のリスクを避ける方が賢明だと考えている。

黒沢年雄氏が示した姿勢は、一見些細なことのように感じられるが、個々の消費者が「お得」であるとされる制度を十分に理解できない場合、それが後に大きな問題を引き起こす可能性があることを示唆している。また高齢者にとっては情報過多の社会における選択肢の整理が難しく、その結果としての「無駄」や「損失」を未然に防ぐ方法を実践しているのだろう。この考え方は、情報に振り回されることなく自分に合った方法で安全を確保する一つの流儀であり、その意味で多くの人にとって示唆深いものである。
ネットからのコメント
1、それもありかもしれません。80代になってくれば、取捨選択は必須でしょう。余計な事は一切やらない。手間のかかる事はやらない。
なるべくシンプルにしておく。非常に重要なことです。他人事だと思っていても、認知症リスクもあるし、もっとプライオリティーが高いことがたくさんあるはずでしょう。ポイントカードについては一切持たないと言うのもありかもしれませんが、自分の生活圏内で必要最低限のものだけ持つとか、そういったメリハリは必要です。
2、この前、高齢者の義理の父からスマホに1000円のポイントが来てるから使いたいと相談を受けたスマホを見せてもらうとPayPayポイントが1000円付与されましたとあるしかし、この1000円のポイントは同じメールに載っているリンク先のヤフーショッピング画面などから買い物した際に使えるポイントだと説明したところ、無理にポイント消費の為に買い物をする事を断念しました欲しい買い物がある場合には、こういうポイントを上手く利用して相場より安く買い物が出来る事は得した感があって良いのですが、そうじゃない場合はあまりメールなどで届くポイントメールには踊らされないですよね
3、私は前期高齢者。黒沢さんと同じくポイントカードは一切持たない。
「お作りしましょうか」と言われても全て断っている。何故なら、ポイント制度は売り手側にメリットがあり、消費者に「得をした」と思わせて財布の紐を緩めさせるための仕組みだからだ。甘くないのだ。知り合いに、ポイントが貯まったからと飲食店に行って嬉々として食事をし、得をしたと思っている幸せな人がいるが、「それ、本当に食べたかったの?」と思う。手の掌で踊らされて、小金を失っている姿は哀れにさえ感じる。私は、ポイントなんかに縛られず、限られた財産を真に使いたいものに費やしたい。
4、とても賢い人だと思う。親や親戚を見ていても、70、80歳になったら、しっかりしているように見えても確実に物事の理解度が下がって、過去の経験で対応しているように見える。脳も体の一部。肌や髪のように年を取れば若い時と同じにはいかない。自分自身も同じ歳になればきっと今よりも認識力が衰えるのだと思って参考にしたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/621fc0120d18e2479074d2a008e5d631862e9d29,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]