高市早苗政権は、2023年10月21日に発足し、約2カ月が経過したが、内閣支持率は7割前後の高水準を維持している。しかし、政治ジャーナリストの後藤謙次氏は、テレビ朝日系の番組でこの政権を「バルーン政権」と表現し、実質的な支えとなる「柱」が見えないと指摘した。後藤氏は、安倍政権や岸田政権とは異なり、高市政権には支えるべき強力な派閥や枠組みが欠けているとし、現状の高支持率も高市首相個人の人気によるものであると分析した。
政権が今後も支持を維持するためには、維新や国民民主などとの強固な枠組みの構築が鍵となるだろうとしている。

高市政権の支持率が非常に高いにもかかわらず、その基盤が脆弱であるという状況は、私たちに考えさせるべき重要な問題を提起しています。一見華やかな支持率の背後には、機会主義的な人気に頼る不安定さが潜んでいます。これが現状です。高市政権には、党内や連携勢力との堅固な枠組みが欠けているため、一時的な好感度に依存するのは危険です。この基盤の脆弱さは、ヘリウムが抜けた途端に落下するバルーンのように、政権が一挙に失墜するリスクを孕んでいます。まず、政策プラットフォームを明示し、多様な意見を集約できるように党内の対話と連携を強化することが急務です。次に、維新や国民民主などの他の勢力と戦略的なパートナーシップを構築し、共通の政策目標を設定すべきです。
また、国民に対する啓発活動を通じて、一時的な人気ではなく持続可能な支持を確保することが求められています。このような対策を講じなければ、現状の高支持率は単なる泡に過ぎず、いずれ失望を招く結末を迎えることでしょう。この政権の真価は、今後どのように構造的課題に取り組むかにかかっています。
ネットからのコメント
1、これはこれはジャパンライフ問題で広告塔になっていたのが発覚した瞬間腰痛で雲隠れした後藤謙次さんではありませんか。すっかり腰痛が治って元気になったようなのでジャパンライフについてぜひお話し頂きたいものですね。
2、後藤さんはいいよねあんな誤報を流しても知らん顔して使ってもらえるメディアがあってまあメディアも高市さんを批判してくれる人がいなくて困っているんでしょうそれを置いておいてもご自分にジャーナリストとしての誇りがあれば恥ずかして出てこれないと思うんですけどね
3、結局はこういう揶揄でアピールし記事の見出しにもなる。まともなジャーナリストならもう少し政策の中身から評価するべきだ。政局中心でうわべだけの政治の情報屋に過ぎないのではないですか。
誤報でも揶揄でも時には暴言でも許される世界、信じられないですね。財務相防衛相外務相はそれぞれの方針がはっきりしてる、わかりやすい。すべて賛成ではないが今の政権は支持したい。
4、日本の首相の権力の弱さと、改革が無理な構造の指摘ではあるけど、このまま大手メディアを含む既得権益層を生かして日本全体が沈み続けるわけにはいかないと若年層が支える理由にも繋がりますね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5fc9803c84e9d2ecc338b8c2f2345e0da9344d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]