2011年の福島第一原発事故後、再生可能エネルギーの一環として全国にメガソーラーが急増したが、環境破壊や災害のリスクが懸念されている。特に千葉県鴨川市では、約250haの山林を伐採し、47万枚のソーラーパネル設置予定が進行中であるが、問題点が浮き彫りとなっている。地元住民の反対にもかかわらず、行政の規制が緩いために工事が進行してきた。

しかし、県は工事の一時中止を命じ、規制強化の動きが見られる。国はメガソーラーへの補助廃止を2027年に予定している中、メガソーラーの環境負荷と法的問題に対して懸念が広がっている。

私たちの社会は再生可能エネルギーの魅力に目を奪われ、メガソーラーの設置を推進してきましたが、その裏側には深刻な問題が潜んでいます。自然環境を破壊し、局所的には土砂災害のリスクを高めることは許容できません。まず、環境アセスメントの義務化を厳格化し、計画段階での徹底的な評価を行うべきです。次に、設置事業者の透明性を求め、事業者責任を明確にする法律を制定する必要があります。また、住民への説明義務の徹底を義務付け、公聴会を通じ住民意見を反映させる制度を導入すべきです。この問題に対処しない限り、メガソーラーは環境に優しいどころか、地域社会の負担を増大させる危機的存在に成り果てています。

今こそ、再エネ政策に真の持続可能性を取り戻す意志が問われています。

ネットからのコメント

1、私の市内でも山の斜面を一面メガソーラーにしている場所がありますが、雨が降ると麓に凄い量の水が落ちてきて、道路にも土砂が溜まり問題になっています　いずれ土砂崩れが起こるのではと気が気じゃ無いけど法的にはどうしようもないらしいです。行政や議会、首長は責任を持って対処する必要がある

2、以前は親中の政治家の後押しもあって、中国製の設備を使いながらメガソーラーがどんどん進められたわけですが、その結果、中国側が大きな利益を得ていたのも事実です。それ自体が問題というより、日本が主体的にコントロールできない形で進んでしまったのが気がかりでした。だからこそ、高市総理のもとで環境や地域の実情をしっかり見据えながら規制を強化し、安易な大量導入を見直す動きが出てきたのは、本当に素晴らしいことだと思います。単に推進するだけではなく、将来のリスクや地元の声、環境保全を踏まえた判断をするという姿勢こそ、政治のあるべき姿だと感じます。高市総理のリーダーシップには、これからの日本のエネルギー政策の方向性を切り拓く力強さを感じています。

3、森林を破壊して太陽光パネルを並べるという矛盾を、誰もおかしいと思わないのでしょうか？『再エネ推進』という錦の御旗さえ掲げれば、災害リスクも景観悪化も無視して許認可が通ってしまう。このザル法同然の制度設計のおかげで、日本の美しい里山が『合法的に』食い荒らされています。事業者が撤退した後に残されるのは、無残なパネルのゴミ山と、崩れやすくなった崖だけ。その処理費用や災害対応に結局、血税が投入される未来が見えています。これほど効率の悪い『環境対策』が他にあるなら、ぜひ教えていただきたいものですね。

4、色々な市でも、メガソーラーが乱立していますよね。ひどい話を、つい最近聞きました。メガソーラーは市長の許可がなければ立てることができないと思うのですが、市の市長が許可しているという。高額なお金を貰っているのかわかりませんが、法律で禁じられていないので。なんていう言い訳。法律ができる前に、急いでメガソーラーを設置しようとしているようでした。森林伐採や土砂崩れ、景観など、なぜ様々な問題がある中で立てようとするのでしょう。

民主主義なんだから、国民の話に耳を傾けてほしいです。