10月29日に放送されたテレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』で、元社員の玉川徹氏が鈴木憲和農相にインタビューを行った。焦点は「重点支援地方交付金」政策の一環として推奨される「おこめ券」にあった。おこめ券は1枚500円のうち60円が手数料や利益に充てられ批判が噴出。疑問視される中、発行元は価格引き下げで対応。一部自治体で配布が開始されたが、ほとんどの自治体が否定的。
玉川氏は「利益誘導」批判を受ける鈴木氏の方針を問い続け、農相は意義を強調しつつ、コスト問題には素直に向き合う姿勢を示した。

今回の「おこめ券」の物価高対策は、その実効性と透明性に重大な疑惑を投げかけるものです。1枚500円の券のうち、実に60円が手数料や利益に消えている現状は、必要な支援が名義だけに終わっている可能性を示しています。この事実は、政策自体の不透明さと国家資源の不適切な管理を露わにしています。背景には、制度設計の甘さとコミュニケーション不足があると考えられます。具体的な改革案として、第一に、券の発行コストの見直しを行い、実際の価値を高める工夫が求められます。第二に、券の用途をより広範囲に可能とし、多様な商品に利用できるようにするべきです。第三に、政策の透明性を確保し、行政と国民の間での信頼関係を再構築する必要があります。
これらの措置により、本来の目的である生活者支援に全力を尽くすことが期待されます。今この瞬間、国民と行政の間にあるべき信頼が試されているのです。
ネットからのコメント
1、この玉川さんの取材を見ていたけど、鈴木農相の考えは理解できない。海外を含め需要を上げる努力をしてから供給を増やすと言っていたけどそれで良いならコンビニに沢山の食べ物は並ばないでしょう。米価は高価格でも日本食には日本米が良いから海外で売れると鈴木農相は言っていた。海外で食べる日本料理店は中韓人がやっている事も多く、味も日本料理では無い事が多い。テキトーな味でもそれっぽければ現地の客は入る。あまりにも主張が薄っぺらく雰囲気も相まって本当に頼りない。玉川さんは現状で4倍の価格差があるのに売れるのかと質問を投げかけられたら鈴木農相はそれを政府がしっかり対応するような事も言っていた。日本人がカルローズ米や台湾米に手を出すのに、海外で4倍もの価格差があるのに需要を掘り起こせるとは到底思えないな。
2、お米券は発行者の利益ばかりが取り上げられているが、それ以上に配布する為の経費が問題だと思うのだが、あまり議論になっていない様で不思議だ。
1人あたり3000円なら6枚を配布する必要があるが、まず仕分、そして宛名印刷、郵送費、着荷確認、名簿の消込とざっと考えてもこれだけの業務があり、全て外注化や職員の残業で賄う事になる。郵送費は削る事も出来ず、封書でも110円、配達記録付きなら更に高額になる。政府予算は4000億円らしいが、その何割が経費として消えてしまうのか?試算が知りたい。紙を配るのではなくマイナンバーに紐付けた口座情報を利用するなどすれば、相当の経費は削れるが、まるで経費を掛ける事に意味が有る様な政策ですね。誰得の案件なの。
3、高市さんは高い人気のうちに選挙を考えている。政治家は皆選挙の得票が全てで、票ではなく国民のために米価格を安くしようと頑張った小泉大臣はJAや農家を敵に回してしまった。この票田を取り戻すため鈴木大臣は米価格を下げないよう奮闘し、国民に批判されればされるほどJAや農家からは神様のような存在となって山形では彼らの票で当選できるし、批判を一手に受けて高市さんは批判されないできるすんでいる。だから更迭されるはずはない。
4、結局民主主義国家であるこの日本国では多数派の主張、要望が重視される訳で農水大臣鈴木氏の主食米に対する対応は民衆の本当に求められて居る対応なのか?と?農家の高齢化などの課題があるにしてもこの情報の溢れるこの時代に政治力で日本人の主食を別の主食へと切り替える様な誘導は受け入れられないのでは無いでしょうか?低農薬で身近にある主食お米は皆さん主食としてせっかく定着しているのだから、やはり大規模農家を構築して国もバックUPするなどの打開策を見つけ安定価格で供給はして欲しいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9d2966e99dc14de4551e900bc6b0f9ab9a094ef4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]