このニュースは、中国の飲食チェーンが日本に進出するも、時間が経つにつれて味が変化するという事象を取り上げています。2017年前後から本格的な中華料理を提供する店が増え、特に中国本土のチェーンブランドが乗り込んできた状況がここ数年顕著です。当初は現地の味を楽しめると話題になり、多くの中国人顧客を集めますが、フランチャイズ経営やビザの関係で料理のレベルが下がり、味が変わるケースが少なくありません。
この背景には、飲食店をビザ取得の手段として使う中国人オーナーの増加と、日本国内での経営の質の維持の課題があります。

日本での「ガチ中華」ブームには期待と懸念の両面があります。オープン当初は本場の味を再現する意欲が見えるものの、飲食店経営が主にビザ取得の手段となっている現状では、長期的な質の維持に疑問が残ります。フランチャイズ経営では、本社の品質管理が緩み、特に現地シェフが離れる際には著しく味の質が低下する可能性があります。これにより、本来の味わいから乖離することが問題の本質です。この課題を解決するためには、1) フランチャイズ契約における品質管理の強化、2) 定期的な味の再評価システムの導入、3) 日本市場に特化したメニュー開発が求められます。「ガチ中華」の名を冠する以上、本来の味と品質を維持することが大切です。
飲食業界は、ただのビザ取得手段ではなく、美味しさを提供するという本質に立ち返るべきです。この状況を通じて、国際的な料理文化交流の意義を再認識する必要があります。
ネットからのコメント
1、物珍しさからハマってたけど、ぶっちゃけ調味料さえ手に入れば自分で作ったほうがうまいんだよね。日本人って普通の主婦でも器用なので。お店の味はうまみが弱く塩味がキツい。現地の人はそういう味で食べてるんだろうけど。あとガチ中華でも同一のスタッフで10年超えてくると味は安定して美味しいのだが、パンチがなくってくるので、そういう意味でも自分でも味付けできるほうが良い。
2、日本人向けに味が変わるのかな?と記事を読み始めたが単に不味くなるとの結論でびっくり中国人向けに開店したのにそれでは潰れますねどうりでガチ中華は個人店ばかりなはずです中国人はすぐルールの抜け道を探す人が多いと聞いたことがあるのでフランチャイズは難しいと思うその一方で私の地元で20年以上続く人気のガチ中華屋はずっと同じ中国人店長こういうちゃんとした人だけ日本に来てほしい
3、台湾系のお店は中々美味いけどガチ中華系は味が辛すぎる。後、店員が雑すぎ。それから行かなくなった。昔からある中国人の店は店員さんも一生懸命で日本人好みの味だから今だに繁盛してる。郷に入る事は凄く大事だと思う。
4、中国在住の個人的な意見ですが、ガチ中華と言えども南方と東北では中国国内でも味付けは違います。いくら日本に中国人が増えたと言っても日本人好みに味付けしないと客層が狭くなると思うけどなぁ~日本人が本場の中華料理を食べたら美味しくないと思う人の方が多いと思います。日本人には日本の町中華の方が美味しく感じられると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b6fbf64a70d58f97c14611d75b4a218d500f598a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]