北陸新幹線の敦賀―新大阪間の延伸に関して、自民党と日本維新の会は15日、与党整備委員会の初会合を開き、維新が要求した計8ルートの再検討に自民側が応じる姿勢を示した。2016年には小浜・京都ルートが選定されたが、京都市内での地下水減少などの懸念から、ルートの再検討が要求されていた。今回の会合で、費用対効果の再試算やヒアリングが行われる計画が立てられ、今後の議論の進展が期待される。

このニュースは、公共の安全と制度の欠陥に関連しているため、批判が必要です。

北陸新幹線延伸の議論が再燃しています。これは9年間も固定されたルートに対する批判的な声が集まった結果と言えるでしょう。特に京都市内での地下水減少の懸念は、地域住民の安全を脅かす重大な問題です。このような状況でルートを再検討しないままで進めるのは、明らかに利権や短期的な利益を優先した判断と言えます。

問題の本質は、地域の声が十分に反映されないトップダウン型の意思決定プロセスにあります。まず、環境影響評価を透明性のある形で行い、地域社会全体がプロセスに参加できるような制度変更が求められます。また、独立した第三者による監査を導入し、利害関係者による意見聴取を定期的に実施することも必要です。さらに、事業のコストと利益だけでなく、地域社会や環境に与える影響を総合的に評価するための新しい指標を取り入れるべきです。

公共事業は国民の生活に直接影響を与えるものであり、その進め方ひとつで地域の未来が大きく変わるのです。だからこそ、目先の計画に囚われることなく、地域と共に歩む持続可能な発展を目指すべきです。この問題の解決は、地域社会全体の幸福に繋がる一歩となるでしょう。

ネットからのコメント

1、リニアや北海道新幹線、外環道のトンネル工事で難航しているので京都市内や大阪市内ではさらに難易度が上がるので実現がかなり難しいと見たほうがいいだろう。福井県サイドや政治家は小浜を通過することにやたらとこだわっているが原発の見返りなら他の方法を模索すべきだと思う。

2、ここまでして、巨費を掛けて、そして並行在来線に影響を与えてまで大阪まで延伸する必要はあるのでしょうか。北陸新幹線は敦賀止まりにして、大阪からの特急はもう一度金沢・富山まで戻した方が結果として安く上がりそうですし、大阪から北陸に行く人達にも便利な様にも思いますが、いかがでしょうね。

3、大阪とつながればいいのなだから、衛星都市の京都にこだわる必要はないのではないだろうか。

通す時も通した後もいろいろめんどくさそうだし、個人的には京都はルートから外した方がいいと思う。とはいえ、建設は国の事業でも、妙高以西の運営はJR西日本になるわけだから、最終的には彼らが首を縦に振らないと話は進まないだろうけど。

4、費用対効果0.5のままやるわけにはいかないし、1を超えるのは米原だけなんだから、米原接続、終点(リニア開業後乗り入れ)しかないでしょう。同意得られないなら永遠に敦賀止まりを受け入れるしかない