10月22日、国民民主党の玉木雄一郎代表がテレビ番組で、衆院議員の定数削減に関する維新・吉村洋文代表の批判に反論しました。玉木氏は10月19日のフジテレビ「Mr.サンデー」で、議員定数削減法案に賛成すると述べたものの、翌日その発言を撤回しました。これは、自維連立合意書に具体的な選挙制度改革の案がないと指摘したためです。番組内で玉木氏は、自民党と維新が具体的な選挙制度改革案を示していないことを批判し、「約束を守っているのは我々」と主張しました。
また、国民民主党は中選挙区連記制の案を示しており、他党に具体案を早急に出すよう求めています。

この状況は、政治的な約束や制度の改革が停滞していることを反映しています。政党間の協力が必要な中で、議員定数削減を進めるためには具体的な案が求められますが、現状ではその動きがほとんど見られません。各党は自らの政治的利益を優先し、国民の声を反映する努力が不足しているのは明白です。この問題の根源は、透明性の欠如と協調行動の失敗です。具体的な解決策として、1) 各党が明確な選挙制度改革案を提示する、2) 独立した選挙制度改革委員会を設置し、中立の立場から改革を提言する、3) 広範な国民の意見を取り入れて改革のガイドラインを策定することが考えられます。政治的な約束が守られない現状は、国民の信頼を損ね、政治の安定性を揺るがす要因となっています。
提案された解決策は、政府の透明性を高め、制度改革を進める力強い一歩となるでしょう。
ネットからのコメント
1、些細なことで口論しないで、自民と維新が何を狙っているかをもっと考えないと利用されるだけ。 定数削減だけを主張している相手に選挙制度改革を訴えても、「やりたくない理由づくり」と逆に批判される。自維案がおかしいと思うなら、選挙区25比例区20の根拠を徹底的に追及して矛盾を炙り出し、自動削減条項に変わる代案を出す必要がある。
2、玉木代表、大阪の在阪準キー局と永田町との間に温度差があるのはある意味当然なんですよ。吉村代表も府庁から近いし出演しやすい。それが地域放送局の良い面でもあり悪い面でもある事は百も承知。ただ、議員定数削減について、高市自維政権も野党各党も根っこの部分では「やりたくない!」で一致しているんでしょ。百歩譲って定数削減が無理ならば、最低でも各議員の歳費を削減する事くらいは与野党協議のうえ実行していただきたい。あれも駄目、これも駄目ではあなた方が日頃声高に叫ぶ「身を切る改革」は何だったのかと言いたくなる。
3、私個人としては定数削減に意味がないと思うのでそれ自体反対ですが、定数削減をするのであれば、玉木氏の言うとおり、同時に選挙制度改革が伴わなければなりません。選挙制度改革の目的は一つ、「より良く民意が政治に反映するようにする事」です。その時点で定数削減という手段の微妙さは明確ですが、少なくとも維新は、その大目的を見失っているとは思います。
4、皮肉のつもりなのか、遠回しすぎていまいち伝わらない。曲がりなりにも選挙制度改革を民主党時代からテーマとして持っていた政党と、その場の思い付きで出してきた政党では天地の差があって当たり前で、そんなもんを待ってても数年先になるしかない。どうせ分かったうえで言ってるんだろうが、ストレートに「俺たちの意見をベースに話し合え」と言ってくれたほうが早い。維新なんか、現行選挙制度自体もろくに知らない可能性のほうが高いので、どうせろくな案は出ない。待つだけ無駄。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e00f7c582b5a0ace230d457d7de32a50e93e35af,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]