新幹線や飛行機などの公共交通機関において座席を譲る・譲らない問題が増加している。2025年3月から新幹線「のぞみ」の自由席が減少し、新たに1～2号車に統合されていることから混雑が増し、特に子連れの家族が座席を確保できず困る事例も発生。飛行機では事前座席指定が有料となっている場合があり、座席変更を求められることも。2025年12月には、旅行中の座席トラブルにより、成田発上海行きの便が離陸後に引き返す事態となり、乗客の対応が問題視された。

公共交通機関での座席譲渡問題が社会で徐々に顕在化している。以前は自発的に座席を譲ることが文化として根付いていたが、近年はその意識が希薄化し、座席譲渡をめぐり衝突が頻発している。道徳心の低下と混雑状況の悪化は問題の本質であり、これに対策を講じる必要がある。具体的には、公共交通機関の運営者が混雑緩和のために増便や車両の増加を検討し、座席譲渡に関する明文化されたガイドラインを提供すること、また乗客自身が事前に座席指定を行いトラブルを未然に防ぐことが重要だ。これにより快適な移動を実現し、人々のストレスを軽減することが可能となる。座席譲渡の文化を再構築し、互いの利便性を尊重することで、人間関係の摩擦を減らし、より住みやすい社会の形成を目指すべきである。

ネットからのコメント

1、座るために指定席を買うなり自由席であれば早くから並ぶなり相当な努力をしているのです。そういった努力をあまりせず譲ってもらう前提でいる方々が増えた結果ではないでしょうか。親子連れの場合、自分だけではなく隣の方まで席を立たないといけなくなるなど他人に迷惑がかかることもありますよね。

2、先日のぞみを利用したが、ネットで事前に指定席を買い、前日までに最寄り駅の券売機でチケットを受け取り、現地ですぐ在来線にスムーズに乗り換えるために仕事の合間を縫って交通系ICにあらかじめチャージもした。我々も色んな事を想定して余裕を持って準備している。だから指定席も取らない準備不足の人に譲る必要はないと思っている。

3、東海道新幹線で指定席を買わないで乗る事は無いですね。東京から名古屋間でも1時間半以上かかりますから、座れないリスク考えたら指定席一択です。指定席を譲ってくれって言われた事は有りませんが、信じがたいですね。譲る必要は有りませんね。自由席を買うとしたら、小田原くらいまでの距離で最悪通路で過ごしても苦にならないくらいの乗車時間の時だけ。

4、そもそも席の入れ替え自体が許されてないようなところで、そういうことをするやつがおかしい。場所によっては指定席とか全席指定とかで値段が違うのに状況によっては値段が違うような席を礼儀知らずに譲ってやらなきゃいけないのか？そういう本無法者がごねて、うるさいようであれば乗務員で追い出してもらえばいい。