ソフトバンクホークスがリーグ王者として20日の試合で日本ハムを2-1で下し、通算4勝3敗で日本シリーズへの進出を決めた。しかし、10月23日に開催されるドラフト会議に、小久保監督が参加しないことが判明。これはフロント主導型の組織改革の一環であり、城島CBOが編成業務を統括している。ドラフトの指名選手の選択はフロント主導型で行われており、城島CBOがくじ引き役を務める見込み。
監督は福岡でチームと日本シリーズを戦うため、異例のドラフトで球界に新しい風を吹き込む形となる。
今回のソフトバンクの決定は、球界に大きな議論を呼びかけている。ドラフト会議は一般的に監督が参加し、現場との連携を図る場である。ここで監督を不在にすることは、フロントが編成業務を完全に主導する場合の弊害を示す。選手の選択は、チーム戦略に密接に関わるため、監督の視点や経験が不可欠である。今回の決定はチーム一体化を図る意図であり、フロントと現場のすみ分けを示そうとしているが、新制度のメリットを最大化するためには慎重な運用とコミュニケーションが必要だ。まず、監督の参加をすべての編成会議で検討すること、次に選手の意見を重視すること、最後に育成の全プロセスを明確化することが考えられる。改革は歓迎されるが、現場の声が軽視されることがあってはならない。
価値ある球団改革には、バランスと調和が求められる。
ネットからのコメント
1、新庄監督も、あんまりね俺、今回関わりが、行きますよ。行きますけど、ちょっとシーズンでと話していました。これまで監督が出席するのが当たり前という伝統的な風潮もあり、違和感を持つ人がいるのもわかる。ですが、フロントと現場がしっかり意思疎通できていれば、それぞれの役割を全うすることこそがチームにとって最善。監督がドラフトに出るかどうかより、今シーズン最大の目標である日本シリーズが目の前で、監督として最も最優先すべきは、その年のチームを率いて、戦っている選手、今ある選手でどう優勝を目指すかが、現場としての監督の役割だと思います。
2、個人的にはこれは良い事だと思うけどね。編成に現場の人間は関わらないほうが結果責任に対して判断しやすい。現場は与えられた戦力の運用と育成に専念すべき。現場の人はドラフト候補の選手を映像でしか分からないし長年に渡って見てきたスカウト部門の人間の判断を尊重すべきだしね。
3、フロントと言っても城島はホークスの正捕手でメジャー経験もあり、王会長が監督していた時に入団しているから現場や王会長との意思疎通はスムーズだろう。
ホークスは何が何でも毎年日本一になるんだという強烈な意志のある王会長が意志決定していて、口は出さず金は出す孫オーナーがバックアップしている。我がライオンズとは全然違う。
4、ジョーの権限が強いのはいいね。これまでドラフトでは編成スカウトが王会長好みの素材型をピックアップしてそれで出世してるようなとこがあったけどチーム強化にはイマイチ結びついてなかった。ジョーなら会長の顔色を伺って出世を狙う必要がない。いきなり重要ポストを与えられるような格だから。色気なしにチームを強化してくれると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/74cc5e8068cceb3e632e0fd49c34954a97d613f5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]