モディ首相は2025年8月29日に日本を訪問予定で、石破茂首相との会談が調整されています。会談では、インドのムンバイ―アーメダバード間に建設中の高速鉄道に、JR東日本が開発中の新型車両「E10系」を導入する方針が合意されました。導入時期は2030年代初頭で、E10系は最高時速320キロを誇り、インド初の高速鉄道として約500キロを2時間で結ぶ計画です。
この合意は、日本とインドの経済関係強化を目的とし、新幹線技術が友好の象徴になることが期待されています。さらに、防衛装備品の移転や経済安全保障の強化も議題に上がり、人的交流の拡大が確認されました。
この取り組みは日印両国にとって、経済的および技術的な協力の一環として非常に意義深いものです。インドの急成長する経済と増加する人口を見据え、鉄道網の整備は欠かせません。新幹線の最新鋭車両の導入が、両国間の友好関係を強化する起爆剤となるでしょう。特に、インドにおける高速鉄道網の拡大が、さらなる経済発展に寄与する可能性が高いです。また、このような技術的進歩は、他国にも新幹線方式を採用する契機となり、国際的な影響を与えることが期待されます。
このような計画は確かに大きな前進ですが、それと同時にインフラの整備や運行の安全性確保が非常に重要です。
今後、課題に直面した際には、技術面のサポートや継続的な改良が求められるでしょう。それを実現するためには、両国政府の密な連携と、現地での運営体制の強化が不可欠です。
ネットからのコメント
1、E3系とE5系がそれぞれインドに無償譲渡されてるからある種既定路線だったんでしょう。ただ、近年のJR東日本は連結器が走行中に2回外れたり、機器故障で山形新幹線が大減便になったりなど安全に対してかなり危うい面があるなと個人的には感じている。日本とインドでは環境は全く違うと思うのでそういう初期故障が相次いだ際に日本の評判が落ちないかが心配だ。
2、散々日本が協力した後に、中国に寝返るというインドネシア方式を採用する可能性もあるから日本はマジで注意した方がいいインドは少しでも有利と思ったらアメリカだろうが、ロシア、中国だろうが平気で利用する国という印象が強い。自分たちは豊富な人的資源と領土があるから多少信頼を失っても諸外国はついてくると思っている感じがする。
3、維持管理の大切さ各国の航空機を乗り比べたことのある人なら気づくと思うのですが、ボーイング社なりエアバス社から引き渡された当初は皆同じくピカピカの機体のはず。
でも、使用過程において少しずつ差が出てくる。正直日本の航空各社の機材は外観も内装も綺麗なままの場合が多い。鉄道も然り。日本から譲渡された車両の行く先で非常に残念な状態の車両を見受けます。インド国におかれましては、導入当初だけでなく、路線の維持管理、システムの維持管理、車両の維持管理も是非JRのノウハウを受け継いでほしいです。綺麗な車体を綺麗なまま維持してほしいです。難しい課題だろうけど。
4、インドは非常にしたたかで、日本とはクアッドを構成していますが、一方で、中国やロシア主導の上海協力機構やBRICSに加盟し、中国とは国境紛争の早期解決にも合意するなど、中国との関係改善を進めています。そのため、日本の鉄道を導入しても、自国の利益になると判断すれば、その技術や情報が中国側に渡る可能性も否定できません。国際競争の中で技術保全策は不可欠です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/28d1cfc9d3cd88e2d83191c354785a25228eace7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]