「ナイキ原宿」が2025年8月31日に閉店することが発表された。2009年に「NIKEフラッグシップストア原宿」として開店し、東京初の旗艦店として注目を集めた同店は、デザインにおいても話題を提供してきた。特に、世界的に有名なデザイナー片山正通氏が手掛けたインテリアは特徴的で、シューズのゼッケンを使ったシャンデリアや「FOOTWEAR WALL」など、独自の展示が訪れる人々に感動を与えた。

また、2019年にデジタル技術と実店舗の融合を目指して改装され、アプリ連動店舗となり、新たな購買体験を提供してきた。閉店の理由や移転計画については現時点では発表されていない。

ナイキ原宿の閉店は、単なる商業的な移転や変更にとどまらず、ブランド文化やその時代を象徴する場所の終焉を意味している。この旗艦店は、単なる商品購入の場を超えて、訪れる人々に強烈な印象を与え、ナイキのブランド力を象徴する場所であった。店舗が担っていた役割と、それに関連する新たなサービスや体験が失われることは、ナイキのブランド戦略における大きな転換を示唆している。また、世界中で同様の店舗が閉鎖されていく中、ナイキの新たな方向性が何か問われるべき時期に来ている。

この変化に対して我々が考えるべきことは、単なる閉店のニュースにとどまらず、実店舗とデジタル化が交錯する現代の商業における進化とその影響をどう捉え、どのように新しい形態のブランド体験を提供していくかということだ。

今後のナイキの動きに注目するべきだ。

ネットからのコメント

1、ナイキは厳しくなってきたからね。昔のモデルを色や素材変えて販売してただけだからねぇ。でもエアマックスもエアジョーダンも未だに好きなスニーカーなので、今後も出して欲しいけどね。可能ならソール交換始めて欲しい。

2、悲しいかなこれまで転売ヤーたちによって支えられてたのが、一時期のプレ値近くまで定価が値上がりした事も相まって旨味が無くなり撤退したのも大きいよな…。名作と言われる過去のアーカイブの多さがナイキ強味とはいえ、やっぱり新規モデルが売れなかったりするとどのみち先細るもんな。

3、品薄商法で有名なスポーツブランドの二大巨頭がナイキとニューバランスだと思っている。（後者はアメリカでの市場規模は案外大したことがないが）クオリティと価格が釣り合っていないのでは客離れを起こしても当然と言える。以前から拝金主義が非難されていたけれど、陸上競技をはじめとするスポーツ部門で一強になってから慢心しましたね。

4、原宿の中高生の買える金額ではないから場所を変える必要があるんだろうね。

大人になったら原宿はあまり行かないし、ターゲットと客層と価格とミスマッチが生じている。