第107回全国高校野球選手権大会が2025年8月5日に開幕を迎える前、4日、日本高野連は誹謗中傷や差別的な言動に対して法的措置を含む厳格な対応を取ることを発表しました。大会関係者、特に選手や審判、スタッフに対するSNS上での誹謗中傷が問題となっており、これにより名誉や尊厳が傷つけられ、心身に深刻な影響を及ぼす可能性があると指摘されました。
日本高野連は、学生野球が教育の一環であり、スポーツマンシップに則った競技であることを強調し、誹謗中傷を慎むように呼びかけています。問題行為が発生した場合は、法的措置を含む適切な対応を取ると警告しました。
選手や大会関係者への誹謗中傷がSNSで横行し、それが人権侵害や精神的ダメージに繋がることは、許容されるべきではありません。特に、スポーツ大会のような公共の場で起こるこのような行為は、ただの不快な言葉にとどまらず、参加者に多大な影響を与える危険性を孕んでいます。日本高野連がそのような行為に対して法的措置を取る姿勢を示したのは、必然的であり、歓迎すべき対応です。
社会全体がフェアプレー精神を育むべき場である高校野球において、SNSを悪用して誹謗中傷を加えることは、完全に間違った行為です。特に、これが次世代を担う若者たちに与える影響を考慮すれば、このような行為を未然に防ぐために法的措置を含む強い姿勢が求められます。
今後、この問題に対する一層の厳格な対応が必要です。
ネットからのコメント
1、プレーしてる高校生本人は当然全力でプレーをしている。なのにネット上で顔を隠した人、それも大多数がプレーしてる高校生より年上。いい歳した大人が全力プレーをしてる年下を顔を隠して批判するなんておかしな話だと思う。大人は子供を守る立場なのに子供を追い詰めてどうする?道徳の授業を受けて欲しいと思います
2、香川県の尽誠学園が甲子園出場を決めた際、ボールボーイを務めていた選手を取り上げた記事で、去年の誹謗中傷が忘れられなかったという話がありました。昨夏の香川大会、優勝候補として挙げられていた尽誠学園は初戦で敗れてしまいました。ネットでは心ない言葉が飛び交い、当時の三年生や監督が本気で日本一を目指していたことを知っていたからこそ怒りを覚えたとのこと。そもそもとして、学生野球で誹謗中傷が起こるということがおかしな話だと思います。職業であるプロ野球の場合、誹謗中傷はもちろん許されることではないが、百歩譲って批判ならまだ理解はできます。しかし、高校野球というのはアマチュアで、選手たちは誰かのために野球をするのではなく、自分たちのために野球をしている。
我々のような部外者は試合を『観させていただいている』立場だと思います。それなのに誹謗中傷は論外だし、批判だってすべきではないと思います。
3、対応が遅すぎると思う。ただの高校生の部活です。県外選手の事や、ミスした選手を名指しでの誹謗中傷などを見たり、聞いたりする事が残念で仕方ありません。甲子園でプレーを出来る選手のみなさん、憧れの夢舞台で全ての力を出しきれるように頑張って下さい。
4、高野連は子ども等を誹謗中傷から守る義務がある。こうした対策はしっかりやって欲しい。そしてX、インスタ、ヤフコメなどで、まだ未成年の子たちを傷つける大人は、しっかりと顔と名前を世間に周知されるといい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/333e911d4bf31b78f67f9786bb8add8f0b0d2c0d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]