津田学園は今年の甲子園大会で異例の状況に直面しています。7日に初出場の叡明と激戦を繰り広げ、延長12回の末に5-4で勝利し、2回戦に進出しました。しかし、14日に予定されていた広陵との試合が部内暴力事案で広陵が辞退したため、不戦勝となる特別な事態となりました。これにより試合間隔が空いてしまったため、津田学園は大会本部の特別措置により、無観客の甲子園での練習が許可されました。
観客が退席し、阪神園芸がグラウンド整備を終えた後、グラウンドに入ってキャッチボールやノックを行い、17日に迎える3回戦に備えました。
津田学園にとって、一連の事態は喜ばしい結果ながらも、広陵の辞退に至った背景には深刻な問題が潜んでいます。甲子園という舞台で広陵が部内暴力を理由に辞退せざるを得なかったことは、まだまだスポーツ界における人間関係の改善が必要であることを示しています。まず、学校内での暴力を未然に防ぐための教育体制の強化が不可欠です。選手に対する適切なメンタルケアやコミュニケーションの訓練も、大会の精神に沿った愛好者の姿を育てることにつながるでしょう。さらに、暴力事案を許さない強い倫理規範を持つことが、未来の選手たちへ良い影響を与えるに違いありません。スポーツの本質はフェアプレーであり、その価値観を徹底することこそが、真に健全な環境の構築につながるはずです。
ネットからのコメント
1、もう広陵のことは考えると不快になるから記憶と記録からデリートするとして・・・この練習の光景は見れないけど、選手たちが生き生きと楽しそうにプレイしてる様子が浮かんできそうです。これもまた夏の思い出ですね。嫌な思い出にならなくて良かったです。
2、異例の大会中練習、私の記憶では1975年の選抜大会以来だと思います。この大会開会式の朝、一般生徒が起こした刑事事件により、門司工業が出場辞退。補欠校の佐世保工業の代理出場が急遽決定したが、静岡商業との対戦は大会3日目。慌ただしく準備して関西に入った佐世保工業に、大会2日目予定の全3試合終了後、特例として甲子園練習が割り当てられました。
3、観客を全て追い出してからの練習だったようだけど、津田学園の選手たちのご家族だけでもスタンドに入れてあげられないものでしょうか。もし報道されていないだけで、ご家族が見ることができていれば何よりです。試合展開にもよるが、ベンチ入りしている選手が出られるとは限りません。そういった選手たちにとって甲子園でプレーする数少ない機会ですし、その姿を見届けたいというご家族もいると思います。
また、練習補助という形かもしれませんが、ベンチ入りメンバー外の選手にとっても、甲子園で野球する数少ない機会になります。既に有給を取っていた方もいるでしょうし、そういった姿をご家族が見られるようにできればと思います。今回は急なことで大会運営側もそこまで頭が回らなかったかもしれませんが、今後もし同じようなことがあれば(大会途中の辞退は無いのが一番ですが)、検討してほしいです。
4、これはこれでいいと思う。ただ試合間が空くから練習させるのなら、昨日の鹿児島県代表のように最後に出場するチームにも初日終了後にでも練習させてあげてほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/032fbce4bcf6a19d4921434377db62a0d4feb7a5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]