多くの人がスマホやSNSに時間を費やし、「何かしている感」を求めてしまう現代において、『とっぱらう――自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」』という書籍が、意図的に「退屈を味わう」ことの重要性を紹介しています。著者は元グーグルやYouTubeの社員で、27言語で刊行されているこの書籍は、陰影のある時間が創造性や集中力を高める鍵だと述べています。
ペンシルベニア州立大学やセントラル・ランカシャー大学の研究でも、退屈が創造的な問題解決能力を促進することが示されています。退屈は思考を整える時間となり、その習慣を活用することで「地頭が良い人」に近づけるという概念が提案されています。
技術の急速な進展と共に、スマホやSNSの過剰な使用が、私たちの日常生活を圧倒し、思考力を損ねている現状は憂慮すべきです。「退屈を味わう」というシンプルな実践が、創造性を高め、生産性を支える可能性をこの報告は教えてくれます。それに対処するには、まず1日に5分、全てのデバイスから手を離し、静けさを受け入れる習慣を育むべきです。次に、過剰な通知や情報を制限し、目の前の瞬間に意識を集中させることです。さらに、教育や職場でも、静かな時間を大切にする風潮をつくることが必要です。
世界が急かす中で、逆に立ち止まることで見える視界の広がりがあります。こうした変化が、個人の創造力と社会の健全性に対する新たな視点をもたらすでしょう。
ネットからのコメント
1、知人にもいます。その知人は中卒で建設業に勤めてます。学問は中学の成績はほぼオール1だったそうですが、投資に興味を持ち山手線内のタワマン3部屋所有してます。興味あることしか調べません。中学時代アルファベットも書けなかったのに、今は英検1級。。なぜ英語に興味持った?って聞いたらハワイの不動産買うのに相手がなに話してるか分からないから真面目に勉強したと、30歳過ぎてから5年で取得したそうです。
2、毎日忙しくて休みの日も色々することがある、毎日忙しいなか、ある日ふと暇な時間ができると至福のひと時を感じる時があります。体も休まり心も落ち着く、そんな心も体も落ち着いた時、私生活や仕事で良いアイデアが思いつく時があります。暇は暇で大切な時間です。
3、「地頭」という言葉に釣られて記事を読んだけれど、SNSや動画から離れて退屈する時間も大事だ、という内容で、地頭云々は関係がない内容だと感じた。
ついついこの手の記事に釣られるのは、自分もここで挙げられている特徴と合致していれば地頭が良いのだと錯覚できる気持ち良さを求めているのかな。
4、地頭がいいって、食いっぱぐれないような人だと感じます。人間的にも魅力的で何でもそつなくこなせる人、昔のバイト先ではそういう人が結構いて、知人があの人ならなんて言ってることもありました。昔は、大学進学が当たり前ではなく、優秀でも社会で働く人もたくさんいましたからね。貧乏人は馬鹿にされるから、人の2倍頑張らないとと何くそと努力していた人は、珍しくなかったですからね。ハングリー精神。豊かになるとなくなってしまいますが、社会に揉まれることは悪いことではないと感じます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a107ff4d68151ba521226d83d4c4f43bd442d630,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]