第2次世界大戦中、フィリピンにおける日本軍の従軍慰安婦問題について、日本政府に謝罪を求める抗議集会が、マニラで開催されました。支援団体「リラ・ピリピーナ」などが主催し、約20人の参加者が日本政府の対応に対する不満を訴えました。元慰安婦として生存している方が10人未満である中、遺族のエリザベス・アティリヨさんは、「過去を省みる姿勢が母親たちの魂を癒やす」と涙ながらに述べました。
元下院議員のアーレン・ボロサスさんは、日本政府が責任を果たしていないと非難し、家族らは正義を求め続けると表明しました。一方、日本政府は1956年の日比賠償協定に基づき、「法的に解決済み」との立場をとっています。
このニュースにおいては、批判が必要です。日本政府の立場に対する批判的な視点を含めたコメントを以下に示します。
日本政府が戦時中に多大な苦痛を与えた元慰安婦への対応に後ろ向きである現状は看過できません。フィリピン側の抗議集会は、この問題が未だ解決されていないことを強調し、日本政府に対する不信感を深めています。まず、制度的な欠陥として、日本側の賠償協定が当事者の納得を得られていない点が挙げられます。次に、過去の歴史に対する誠実な反省が示されていないことが、遺族や元被害者への配慮に欠けていると言えます。
解決策としては、1) 政府トップからの正式な謝罪、2) 新たな基金設立による被害者および遺族の支援、3) 教育を通じた歴史認識の共有が必要です。これらを通じて初めて、日本は過去から未来に向けての一歩を踏み出せるでしょう。正義と誠実さが欠けた関係は、信頼回復を遠ざけ続けます。
ネットからのコメント
1、日比賠償協定で解決済みなのにまだ請求するとは、誰にそそのかされたのか。旧日本軍は慰安所を管理していたとして、それは戦場であれば当然だよね問題は「軍による強制的かどうか」中には、本人の意思に関係ないとしても親やブローカーに騙されたケースもあるでしょう。だからと言って、旧日本軍(日本政府)に賠償請求するのはお門違い。強制的に慰安婦にされた、慰安婦だったと言う「証言」ではなく「軍が強制的に慰安婦にした」と言う「証拠」が大前提。その後に70年前80年前の賠償が有効かの話でしょう。
2、お金くださいはもういいよ
3、隣国で毎週水曜日に集会していた団体、最近静かですよね。寄付金の着服や自称当事者が自ら当事者ではないと暴露したあたりから、化けの皮がはがれて民意を失ったのでしょう。
自国で儲からなくなったので、海外拠点を立ち上げた、というところでしょうか。それにしても「参加者約20人」でしょ。共同通信もさすがに桁を増やすことはできなかったので、せめて約20にしたのかな。写真を見ると10人いるかいないか、ですよね。
4、私の妻はフィリピン人で、フィリピン滞在経験も数年ありますが、ちょっと信じられないと言うか、背後にそそのかしている団体がいるんででょうね。妻もちょっと考えられないと言ってます。フィリピン人は日本人や韓国人、中国人のような歴史意識はありません。確かに1980年前後までは、一部に反日感情があったようです。しかし、他の東南アジア諸国もそういう傾向がありますが、フィリピンでは良くも悪くも、過去の出来事は風化しています。スペイン支配、アメリカ支配同様に、日本の軍政時代もどんどん風化しています。恐らく我々とは時間の感覚からして違うんでしょう。私の経験では、多くのフィリピン人にとって、マゼラン来航が歴史の始まりで、スペイン、アメリカ、日本といろいろ来たけれど、戦後はマルコス独裁を経て、今は民主的な国だ、そういうシンプルな歴史観です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cd2a454c5ab2ad37438888b2ce1a6f7b9e080950,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]