東京都に住む行政書士の百瀬まなみさんが、トイレの便器数に関する男女格差問題を独自に調査しました。彼女が岡山の駅で女性用トイレに長い行列を見た経験から、商業施設や駅のトイレ941か所を調べた結果、女性用より男性用の便器が1.72倍多いことが判明。女性用の便器が多かったのは5%にとどまりました。この状況に対し、政府は今年6月に「骨太の方針」で女性用トイレの利用環境改善を取り上げ、多くの施設が実際のニーズに沿ったトイレ設置を始めています。
各施設はデータに基づいた便器設置や女性専用スペースの拡充を進めています。
これは明らかに多くの女性が日常的に不便を感じている問題です。トイレ便器数の男女差は、社会進出が進む女性に対する基本的なサービス不足を示しています。問題の根本には、便器設置基準の男女差があり、多くの公共施設が依然として古い規格を採用していることが背景として横たわっています。対策として、第一に、法規制による便器数の男女平等を強化し、すべての新設および改修計画に反映することが必要です。第二に、既存施設のトイレ使用データを収集し、リアルタイムに対応する柔軟な設計を導入することが求められます。第三に、公共施設やイベント会場での女性優先設計を奨励することで、トイレの待ち時間を大幅に減少させることが可能です。この取り組みは、男女平等に基づく社会の基本的価値観を再確認するものであり、具体的な改善を通じて実現されるべきです。
社会全体として、女性はさらに快適な環境で社会に貢献できるべきなのです。この問題を解決することで、男女共により快適な公共スペースでの生活を享受できるでしょう。
ネットからのコメント
1、最近、小便と大便の違いを無視して、男性用便器の数が多いのは差別だという記事をよく見かけますが、正直、何だかなと感じます。男性の場合、小便はそれほど困らないものの、大の場合は施設によってはまったく空いておらず、困ることが多々あります。個室の数は女性用よりも少なく、しかも平均使用時間は当然ながら男性のほうが長くなります。そのため、これ以上男性用スペースを削って女性用に転換すると、大きな問題になるでしょう。小便器は削っても構いませんが、もともと限られたスペースでも設置できるため、設置しているだけなのです。
2、このデータ別の項目を見ると、女子トイレの面積は男子トイレの倍近い床面積を使っていますね。個室自体面積が必要な上に、女子トイレにはパウダースペースも必要な為。そして男性用小便器は設置面積が狭く、場所によっては仕切り板すら無い構造の為数が設置しやすいので見かけ上男性用便器数の方が多く見えているだけです。
2022年に海外の女性デザイナーが女性用の立小便器を開発し、それを使用すると従来の6倍早く用をたせるとの事ですから、それを日本でも普及させればかなり改善可能かと思われます。
3、「女性はもっと怒っていい」ではなく、平等という観点で考えるなら怒ってよいのは寧ろ男性だと思います。公共のトイレは大体入り口付近に間取り図が表示されていたり、だいたい男女入り口が隣り合ったりしているのですが、女性トイレにパウダーエリアを設けたり、中に入るまで余計に通路を長くしていたりするので、その分男性トイレが狭くなっていることも良くあります。狭いだけならまだマシですが、小便器の位置が外から丸見えであるトイレもよくあり流石に酷いです。数こそ小便器を合わせたら女性の方が多いのかもしれませんが、造りとしては男性の方が粗末なことが多いです。女性のトイレの回転率を上げることが優先であり、男性トイレを使わせろとか、男性に不満矛先を向けるのは間違いだと思います。女性が長居しないよう工夫をしたり、海外には女性用小便器もあるので、実験的にでも良いので導入してみてはと思います。
4、都内だと男性用の個室はどこにいっても満室のイメージがあります。女性と違って、男性個室は大の方でしか使用しないので、待ち時間も長いです。女性トイレのように個室が複数あればど誰かが出るかもと思いますが、男性個室は1つしかないところも多く、その人がおなか壊してずっと入っていたりすると本当に困ります。そのあたりを本当に理解できてる記事とは思えません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1657b3b0e31855e4308c3817c6448145eb9306f9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]